自己評価は「上げる」もの
カウンセリングに来られる方の多くはこの「自己評価」を自ら下げています。
「○○が出来ないからダメ」
「こんな私」だからそんなの無理…
出来なかった自分を否定し、自己否定している「自分」だからきっと出来ない
こんな風に自己評価を下げまくってしまい、そんな「自分」を否定しまくってしまいます。
こうして文字にしてみると、それが自分で「自分」の首を絞めている行為であることがよくお分かりいただけるはずです。
自らわざわざ損をするような生き方を選択する。
こんなもったいないことはありませんよね?
加点法と減点法というモノがあります。
「○○が出来ないからマイナス△△点」
「□□はきっと私には無理だからマイナス△△点」
こんな風に100点を基準として、そこから出来ない事、出来なかったこと、出来ないであろうことに対して減点していくやり方です。
そしてこの『出来ない』は多くの場合、比較対象がそこにあります。
○○さんには出来るのに、私には出来ないから…
「みんな」は出来るのに、私には出来ないから…
このように必ず誰かと自分を比較して、自己評価を下げることが癖になっているんですね。
こういう方にはぜひ加点法を癖付けていくよう伝えています。
始めは0点で良いんです。
そこから「○○が出来たからプラス△△点」というように、出来たことに対して目を向けるわけです。
この場合の比較対象は「昨日までの自分」です。
昨日の自分には出来なかったけど、今日の自分には出来た。
今日も出来なかったけど、明日は出来るように頑張ろう。
このように自己評価を「上げる」方法を身に付けていけたら、他の誰かと比べることも無くなりますし、それは自己肯定感アップにもつながっていきます。
頂いたサポートはカウンセリング普及活動などに使わせて頂きます