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人間関係と自分軸

自分軸

昨今、よく聞かれる言葉になりました。

「自分」をしっかりと感じることが出来ていて、どんな「自分」でもそのまま受け入れ、そのままで居て良いと思えている人。
相手の話もしっかりと受け止めて、自分の想いもしっかりと伝えられる人。

そんなイメージでしょうか?

そこで毎年、この時期になると増えてくるお悩み
「ママ友」

ママ友を始めとする「人間関係の悩み」は、毎年この時期になると増えて来ます。
4月から新年度が始まって、新しい人間関係もそこから始まって少し慣れ始めてきた頃に、様々な問題によるお悩みも増えてくるんですね。

実際に連休明けの今週辺りから、このお悩みでカウンセリングに来られる方がぽつぽつ出て来ています。

ここ最近のママ友問題、昨年とか今年はSNSでのつながり方がお悩みになっていて、いつもより厄介になっていたりもします。

いわゆる連絡ツールの機能である「グループ機能」で、「誰かの発言にそれぞれ反応した方が良いのか」問題と私は名付けました。

直接顔を合わせたり集まったりする機会が少しづつ増えて来ていますけど、同時にこのようなSNSツールも相変わらず使われていて、そのお悩みを聴くとかなり面倒です。

誰かが発言をすると、他の誰かがそれに対する意見を言う。

またそこで他の人が発言を重ねて…と、延々と続くパターンや、自分にとってはどうでも良いと思うような内容でも、反応しないと遠回しに嫌味っぽいことを書き込まれるとか、まあそこは顔を合わせない分、直接的に受け取ってしまう(そう受け取ってしまう)ことにもなっているのかな、という感じもあります。

それが深夜だろうが早朝だろうが四六時中…となれば、それは付き合い切れないと思ってしまう気持ちも分かります。

けど自分がそこでうまく立ち回らないと、子供に影響が出てしまうのでは、という心配からそういう面倒な関係性でも我慢しなくてはいけない、とつらい想いをしてしまうママさんも増えています。

私はそこでいつもお伝えするのは「コドモには子供の世界があって、オトナには大人の世界がある」ということです。

オトナの世界のごたごたに子供が巻き込まれることが無いようにするのが理想的なんですけど、今の世の中、なかなかそうもいかないようです。
ただそこは「自分軸を育てる」機会でもあると捉えたら、チャンスにもなります。

親であるあなたは、他のママ友とどのように付き合うのか付き合わないのか、自分で決めて良いわけです。

ただ子供は子供同士、やはり付き合いたい友達と付き合って良い。

その相手が仲の良くないママ友だったとしても、それは大人同士の関係で子供には関係ありません。

逆に「○○ちゃんと遊んじゃダメ」というようなママ友には、堂々と意見出来る自分を創り上げていくことが、自分の成長につながり、そういう姿勢を見せてあげることで子供も正しく成長出来るようになります。

オトナもコドモも自分軸を作れるチャンス、人間関係の築き方を前向きに考えてみませんか?

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