5/15 『テトラド1 統計外暗数犯罪』を読んだ
吉上先生の作品はそれなりに読んできたつもりだが、どうも文章のリズムがあんまり合わねえなあ……ということを認めなければならなくなってきた。いよいよというか、いまさらというか。俺が読点をつけたいところでそのまま進んでしまって、文意の把握が追いつかないことがままあった。特に事件現場の描写などは、土地鑑もないしなかなか大変。
どうにか慣れられたらなあ……と思う。なんせ、他の要素はほぼストライクゾーンなのだから。近未来を舞台にしたややSFサスペンス・ミステリで、人の心情を読み取ることに