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最終ステージで現れるラスボス“妖怪オカン”の話をします 

↑感覚派のみなさまへ。年内限定記事です!

セラピスト心月です。

今回は、ココロのお話をするプロセスで絶対な存在を持つ「妖怪オカン」についてサクッと解説したいと思います。

お金がたまらないとか、逃避癖とか、なん度もやっちまう恋愛パターンとか…… あなたの現実に繰り返される課題にオロオロしてしまうとき、

いつもいつも、最終ステージでドーンと現れるのが
オカン=母親なんですよね。

もうね、ここに例外はないみたい。

そう。結構、気づいている人も多いですよね?

ただ、間違っている人も少なくないって感じるので、毒親育ちのボクがお話ししたいと思います。
かな〜り重要なお話しなので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。

※※注意※※「私の母親は非の打ちどころのない世界で一番尊敬する女性です!」という方はスルーしてくださいね。


■問題があるのは〇〇だけ


まずね。あなたの中で、なん度も繰り返すパターンや、どうしても解決できない問題があるとき(正確には、そのように感じているとき)、

その奥底を探ってゆくと、かならず母親との関係が浮上します。

で、このとき

《母親も、自分にも、問題がある》

と思っていたら、残念なことにこれ、間違いなんです。

ここ重要。

もし、今までのあなたがそうであれば、今日からこのように切り替えてください。それは

問題があるのは“母親だけだった” って。

結論からいうと、問題のある母親に育てられたから子供がそのように育ってしまっただけなんですよね。

「え?それは言い訳じゃない? だってわたしは本当にポンコツなんだもの……」って思った方、冷静に読み進めてください。

■そもそも世界は……


では、イメージしてみましょう。

“あなたの中で解決できない問題があるとき”

問題のある母親に育てられた人が

愛情も知性もたっぷりな母親に育てられたとしたら……

人生は楽しく満ち足りていて、美しいことしかなくて
世界はなにもかもキラキラ輝いていて、可能性だけがあって

もし壁にぶつかっても誰かが助けてくれて
いつも運に恵まれているから、しっかりとゴールまでたどり着けて
最後は自分のチカラでぜったいクリアできる

だって、世界は
やさしさと愛に守られているんだもの!



という人間になります。


母親との関係に問題があるというのは、母親と子供、両者に問題があるわけではなく

“母親だけ”

なんです。

■妖怪オカン登場


問題のある母親に育てられると、自尊心が育ちにくいのはご想像通りです。その問題のある親というのを「妖怪オカン」とボクは呼んでいます。

問題がある、というと否定的なように聞こえるかもしれませんが、要するに人間として未熟なだけ。
もしかしたら親は親で、精一杯の愛情をかけてくれていたのかもしれません。

それが上手にできなかった。届かなかった。
愛情表現がヘタクソすぎた。笑

なぜなら、妖怪オカンは、世界は怖くて、厳しくて不安だらけなんだ!
という価値観を無意識に持っているから。
それを子供にも同じルールを教えてしまうんです。


なので、

世間は厳しいことばかりで、人を助ける余裕などなくて
信じても裏切られるのがあたりまえで、だから頑張っても報われない
それが生きるってことなんだ

という呪文を子供にささやき続ける。

すると、子供も同じような価値観で世界を見聞きするようになります。

妖怪オカンに育てられるとどうなるか?

人生のいろんなことを主体的に考え、愛と勇気で行動し、
現実を“自分ごと”として選択できなくなるんです。


うわゎゎゎゎ……(怖 

ボクはこのカラクリを知ったとき、本気でビビりました。

無意識の領域って、ほんと嘘がない。

だからといって「しくみ」だからどうしようもない。
やっぱり、知ることって大事だな、と。

■ボクたちは人生を選ばされている?


この話の例えとして、あなたは体調を崩しちゃったとしましょう。

「今のあなたの症状だと、このあたりの薬が良いですね」と医者から言われました。

へえーそうなんだ。じゃあ、“このあたりの薬の中”から「どれがいいかなー?」と母親に聞き、

「これにしたら?」と言われ、「じゃあそうする」

というようなイメージ。わかりますか?


これって選んでないですよね?
選ばされてるだけ。

そこに自分の意思も身体の感覚もないような、まるで自分という存在を無視している感じにもとれる。

この状態の人はまずは気づくことからはじめましょう。

なぜなら、同じように、進学や、就職先や、お金の考え方や、ファッションや、恋愛も友だちも、“自分では選んでない” ことがほとんどだった、というイタイ事実を認めないと、妖怪の呪いが解けないからです。

「このへんがいいよ」と提示されてる中から
“一番問題がなさそうな” ものにしてるだけで、
呪いがかかったままの自分が選んでいる。

こっちの方が失敗しなさそう、あっちより損しなさそう……。

なぜなら、妖怪オカンと同じような価値観でしかモノごとを捉えられなくなっているから。

ある意味、強制選択=選ばされてるという状態に気づいていないんですね。


■困難に感じる理由


“世界は怖くて、厳しくて、不安だらけ
だから、なにも信じられないし、自分の感覚も信じられない”

このように無自覚なまま自尊心が極端に低く育つと、人生を主体的に選ぶことがほとんどなくなります。

すると、どうなるか。

人生経験が乏しくなります。

経験が極端に少ない、または経験しても、その「ゆたかさ」を受け取れないのです。

でも、考えてみてください。
これって当たり前なんですよね。

“このへんがいいよ”と言われるモノをずっと選んできたのだから。

《未経験のことイコール答えがなくて怖いこと=危険なこと》

と思わされているため、自分の感覚で「これがいい」と選ぶことが非常に困難に感じます。

俗にいう「自信がない」という思い込みが強くなってゆく原理がここにあるんですね。

■オカンの呪い-世界は怖くて、厳しくて不安だらけ


やがて、大人になり
「あれ?私の人生ってこれでいんだっけ……?」

と気づきはじめ、ようやく母親との関係性を考えます。

このとき、すでに「自信がない」と思いこんでいるため

ここポイント

母親との関係に問題を見つけては、“母親と自分、どちらとも問題がある”
と思ってしまうんですね。

なぜならすでにわたしは
自己感覚がよわくて
自分で選ぶことができなくて
自信がない人間だから。

この状態の時に「あなたには問題がないよ」と言われても

いえいえいえー!!!無理ムリムリー!
私はなにもできないし、問題だらけの人間なんです!

ってなるんです。

ここ笑うとこ。

自作自演のコントと言えばそれまでだけど、「しくみ」がわからない当事者はキツいんですよね。

ボクも長らくそうだったので気持ちはよくわかります。

■呪いから覚めるたった一つの方法とは


でもね。本来あなたは、なにも問題がなく、慈愛に満ちているパーフェクトな存在。

妖怪オカンのささやき(呪い)が何十年もあったせいで、問題がある人間のような気がしてしまっただけです。

そして、その問題は、本当のあなたではなく、植えつけられたモノです。

だから、そもそも

“あなたには何も問題ありません。”

ただ、妖怪ママゴンに育てられたせいで人生経験が乏しくなってしまい
自分に自信の持てない人になってしまった。なにを選ぶのも自分ひとりじゃできない気がして、世界が恐ろしいものの見えてしまった。

アタマでは「わかってるけど」なかなか身体がいうことをきかない。


もし、そうであっても大丈夫です。
決して、あなたが劣っている訳ではなく、妖怪の呪文のせいで主体的な行動をすることができなくて、人生の経験不足になっていただけ。

だからと言って母親のせいにしていても全く意味はありません。

母親もまたその親、その祖先から受け継いでしまった負の連鎖に巻き込まれていただけなのです。

これを知ったあなたは、もう、不毛なループを辞めるだけでいいのです。

呪いから覚める方法はこれしかありません。

■じゃあ、これからどうしたらいいか?


あなたがこれまで経験してこなかったさまざまなことを、自ら選び、やってみるのです。

ライブや舞台を観に行って思いっきり感動してみたり

初めての場所へ旅行してみたり

知らないジャンルの本を読んだり

大自然の中で時間を忘れてのんびり過ごしてみたり

興味のあることを勉強したり資格をとったり
(もしくは、イマイチだったらすぐにやめたり)

自分が幸せになれるお買い物をしてその感覚を確かめたり

お金を貯めてちょっとリッチなモノをプレゼントしてみたり

みんなの人気者になったり

思いっきり人前で笑ったり踊ったり……

今まで避けてきたようなこともあえて経験としてやってみる


それは、誰でもない自分への愛のために、です。


繰り返しますが、、、

母親との関係に問題がある場合、問題があるのは「母親だけ」です。

ただ、妖怪オカンと向き合う作業というのは、心理的エネルギーを使うし、正直、めんどくさいですよね。

そんな気持ちになるのはあなただけではないし、本当に望む人生を自分で切り拓いてゆきたいと思うのなら、ちょっとだけ心のトレーニングは必要だよ、ってことを、親ガチャ外れ組代表のボクが伝えたいこととして書かせていただきました。

ゆっくりでもいいです。

自分の幸せのために選び、経験してゆきましょうね。

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