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思いこみマジックにハマっている人へ〜“謎の呪い”から抜け出すミニワーク

「COCOPOIROOM」のMAKIです。

やりたいことがあるのに、不安が強くて行動できない、
と思い込んでいることって少なくありません。

このとき、ってズバリ、自分で自分を呪いにかけている感じなんですね。

やりたいって思い込んでいたり、その思いが強すぎてしまって執着に代わっているのに、手放せない。
これって地味に苦しくて、そもそも「やりたいこと」じゃない可能性も大きいです。

その呪い状態から自分を切り離し、抜け出すことができる心理テクニックをお伝えしようと思います。

自分で自分を呪いをかけているときって、ネガティブにエネルギーを奪われて思考停止になっているんですね。そんなご自身を救い出すことができる嬉しいスキルです。


わたしたちの思考は習慣でできています。

例えば、ほとんどの人は過去から続いている同じパターンの感情や小さい時“こういう経験したから自分はこういう感情パターンを持っている”
などといった、継続的に同じ感情が生まれているという意識が当たり前になってしまっています。

実はそれは「現象」なので、ただ流れているだけです。

思考も感情も瞬間瞬間流れているので本当は、今は既に「ない」んですね。

そして、1回、1回、瞬間なので同じ現象というものもありません。もし、あなたの中で、自分という存在そのものを自分の感情とか思考とかでジャッジしていたら今すぐやめていいです。

新しい習慣としてぜひ、このような言い直しのテクニックを使って、ネガティブ感情から脱出することを意識してみてください。

今回ご紹介する「言い直す」というテクニックは、昔から認知療法で効果があるとされています。どこでも、どんな場所でもできますので、ネガティブがやってきたら、すぐに試してみることをお勧めします。


■「言い直しワーク」やり方

「私は、〇〇(なになに)と言う考えを持っている、と言い直す」のですが、ちょっとわかりにくいかもですね。
3つのステップに分かれているので順に紹介します。

ステップ① 強くイメージする

不安にさせるような考えや、自動的に出てくるネガティブな感情に飲み込まれているな、と気づいたら、まずその考えを10秒間ほど強くイメージしてみます。 

え?なんで? 切り離すんじゃないの?と思った方。
安心して進めてみてください。最後にカラクリがわかります。
 
そして、心の底から、脳が作った偽ストーリーにどっぷり浸かってみてください。

「ああなったらどうしよう」「お金がなくなったら生きていけない」
「私って本当にダメな人間だ。情けない」
「恥ずかしい」脳内でアラームが鳴っていますね。

それをまるっとそのまま信じ込んでみましょう。
そのストーリーの中で、あなたは主人公のように嫌な感情や、怒りや、自分自身へ罵倒したり、なんで~?って泣きそうになったり、不安でたまらない、という役柄に埋没してみるのです。
 

ステップ②
「私は○○という考えを持っている」と言い直す


次は、あなたの中で繰り広げられているネガティブなイメージを
「私は〇〇だ」という形に言い換えます。
そして、「私は○○という考えを持っている」と言い直してみます。

「私は、今、彼から捨てられる、と考えた」
「私は、変な人にみられたら嫌だ、と考えた」
「私は、上司から怒られる、と考えた」

など、声に出せない時はメモするのもいいです。
淡々と言葉にすることがコツです。
 
 
例えば
「私はダメな人間だ」→「私は自分がダメな人間だ、という考えを持っている」

「これはきっと失敗するだろう」→「これはきっと失敗するだろう、という考えを持っている」

「あの人に嫌なことを言われた」→「あの人に嫌なことを言われた、という考えを持っている」

 「もうヤダ!逃げたい」→「もうヤダだ!逃げたい、という考えを持っている」

「全部自分が悪い」→「私は全部自分が悪い、という考えを持っている」

どうでしょうか?ちょっと感覚が変わってきませんか?

この時点で少しづつでも客観視できている実感があるといいですね。ですが、特に変化がなくても全然構いません。続けて次のステップに参りましょう。

ステップ③
さらにもう一度「私は〇〇(なになに)である、と言う考えを持っている事に気づいている」と言い直します。


偽ストーリーと一体化している状態から、「私は○○という考えを持っている事に気づいてる」という言い直しをすることで、その自分に対するイメージを客観視しやすくなります。

なんとなくわかりましたでしょうか? できれば声に出すと、さらに客観視できると思います。

何度かやっているうちに、現実への認識を変えることができるので、可能な方はぜひやってみてください。トイレにこもってこっそり、でもいいですね。
 
これは、②で言ったセリフに、「気づいている」と付け足して言い直すことで、さらに偽ストーリーから距離をおけるんですね。

現実だとばかり思い込んで、手放すことを忘れて、主人公になりきって、そして、ずっと握り締めていた「〇〇(なになに)」から力を緩める感じです。

ネガティブな「〇〇という考えや、まだ起きてもいないようなことなのに「絶対こうだ!」とか「自分が全部悪いんだ!」と勝手に決め込んでいることがあれば、それらのイメージをフワッと掌のうえで軽く持っている、そんなイメージで行ってみてください。

例えば

「私は自分がダメな人間だと、いう考えを持っている」→「私は自分がダメな人間だという考えを持っていることに気づいている」

「私は失敗するだろうと言う考えを持っている」→「私は失敗するだろうという考えを持っていることに気づいている」

 「もうヤダだ!逃げたい」→「もうヤダだ!!逃げたい、という考えを持っていることに気づいている」



そして「何を感じても何を考えてもOK !」ということを今日から自分に許可し続けるということをしてみてください。

このような考え方は、慣れないうちはこれで本当にいいの?と迷ってしてしまうかもしれませんが、本当に本当にし続けていると、自分への謎の呪いから抜け出すことが早くなるんです。

そして、「ネガティブにならないよう」に、自分が傷つくことを避けようとして自己防衛をしていることも、実感すると思います。

気付けるには、多少の練習が必要ですが、すぐに慣れると思います。

最終的には、「あれ~また呪いかけちゃってる〜?」
って笑顔でできるようになるといいですね。


この世を魂が遊ぶように生きたい!と言う方は、
ぜひ、わたしたちと一緒に、目に見せない世界のトレーニングをしてゆきましょう。

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ボク自身の経験から「生きづらさ」を軽くする考え方や方法を発信しています。共感してくれる仲間を集めています!大切な仲間たちと気軽に集まれる居場所「MITSUKI HOUSE」実現を目指しています!!