なにが起きても起きなくても幸せという世界線

■子供のころからずっとそばにあるもの

「COCOPOIROOM」カウンセラーMAKIです。
今日は「幸せになる」について書きたいと思います。

そもそも「幸せになるために生まれてきたってホント？」
というわたしの疑問から生まれたお話です。

赤ちゃんと大人のわたし達の『一番の違い』について深掘りもしてゆきますね。

このページをお読みの皆さんは

「幸せな人生にしたい」
「いつも本音の感覚でいたい！」
「魂の思うがまま遊ぶように生きたい」

そんなピュアな人が多いかと思います。

この純粋さをコアの感覚とも呼びます。

ですが、そうは思っても

「これってエゴなのかな？」
「わたしって承認欲求強いのかな？
「コアのまま生きるって大丈夫？」

と思うこともあるのではないでしょうか。

コアの感覚って子供のころからずっとそばにあるものなのですが、思い出そうとすると案外ピンとこなくて、ふわっとしてわからないものだったりもします。

■一生役立つ心のスキルを

コアは、違う表現をすると、ズバリ「本音」のことです。
真心、とか、魂と表現する方もいらっしゃいますね。

どちらにせよ、その人の真理、純粋、ど真ん中の自分のこと。

「自分に嘘はつけないよ」とはよく言いますが、
実際わたしたちは大人になるにつれ、
嘘の自分を演じたり本音をカモフラージュしてしまうことも多いです。

ある意味、それは必要なときもあるでしょう。

ですが「自覚しないまま嘘の自分を生きている」のは非常にキケンですし、
多くの方がその偽の自分に疲弊しています。
他者に合わせた考え方、行動、言葉使いを無意識にしていて、気がつくと、自分がわからなくなってしまう人もいらっしゃいます。

これでは、コア（本音）からどんどん遠ざかってしまいます。
するとどうなるか？

ただの感情や古い思い込みを自分の本音だと勘違いしたり、
コアの感覚なのに「こんな面倒くさいことやりたいことじゃないかも」
と間違って思いこんでしまう方も少なくないんですね。

体感がない方は、「この気持ちが”どこ”から来ているのか？」
というの判別するのは非常に難しいかもしれません。

だからこそ、まずは
「こういうのがコアの自分なんだ！」
「あ？これはエゴだ！」

ということを知っておくことは、自分をジャッジしたりしなくなりますし
一生役立つ心のスキルなのです。

■あなたはいつか〇〇になりたい人？

さて前置きが長くなりましたが、
本題「幸せになるために生まれてきたってホント？」
について深掘りしてゆきます。

よく、「人間は幸せになるために生まれたのです」
などと表現されていますよね？

でも。それってどうなの？と考えてみると

「生まれたばかりの赤ちゃんは不幸で、そこからがんばって生きながらコツコツと幸せを獲得していく！」

みたいな感覚になりませんか？笑

でも、考えてみてください。

オギャーと生まれた時から
「幸せを獲得しにいくという前提」というファイターになってしまうじゃないですか。

つまり、「いつか幸せになりたい人」がずっと続いてしまうわけです。


いつもお伝えしていますが「いま、ここ」の状態というは最重要です。

「いま、ここ」に、不足感や焦燥感、幸せでない感覚がある人は

何かを外側から得たとしても「それがなくなったらどうしよう」
と不安が残るんですね。

逆に「いま、ここ」で充足感や幸福感のある人は、
何を得てもまた何を得なくても、もしくは失ったとしても
充足感や幸福感があるのです。

だからこそ「いま、ここ」でのコア状態が大切なんですよね。

カンタンにいえば
「いま、ここで、幸せでいる」だけです。

■「魂の視点」を持ってみる

こうしてコアの感覚や、幸せや、イマココもお話をすると

「いやいや、こんなに社会が大変でお金がないのに幸せとか無理！」
「旦那とケンカばかりで最悪だから私が幸せなわけないし」
「こんなに病気や痛みがあって何が幸せっていうの！」

という反論が出てきます。

もちろんそれはそれで、その方の真実なのだと思います。

けれど、これらのセリフを考えは「自我」から来ているのです。

ここから生まれてくるのが「エゴ」ですよね。
じゃぁ、コアって何？と言われたら

「魂の視点」です。

じゃあ、魂の視点って何？をあえて言葉でご説明すると

すべてを受け容れる視点
すべてをゆるす視点
全部にＯＫを出す視点

ということになるんです。

■魂が遊ぶように生きる世界線

どういうことかと言うと

「いま、お金がないなんて面白い！
ここからどうなるか？わたしの最高のストーリーを描いてみようじゃん！」

「いま、夫婦ゲンカが多いなんてスゴイ！
ここからどんな展開になるか楽しみ！」

「いま、からだに不調があるなんて不思議！
私がどうやって乗り越えていくかワクワクする！」

という観点なんです。

どんな事でも善い悪いのジャッジを持たず、すべてを楽しむ在り方、
この視座・見方が、魂が遊ぶように生きる、ことです。

このようにお伝えすると、無責任だとか、共感できないとかいろいろな意見があると思います。

ですが、これって禅の世界でも同じ教えなんですね。
色即是空、空即是色。

軽くて、心地いい、自愛の世界。

だから「COCOPOIROOM」でお伝えしているココロのスキルは、
「無共感」でOKなんです。

「魂の視点」というのは
“何が起きても、何が起きなくても幸せ”

という感じだからです。

■経験と体験こそが”いまここで幸せ”な状態

「肉体のあるうちにこの地球でなんでも体験したい！」

「どうせいつか死が訪れるのだから、
自分のやりたいことをやりつくしたい！」

「これだけは絶対ゆずれないし、やっておきたい！

「邪魔があってもそれすら楽しみたい！」

このあたりがコアの感覚とマッチします。

となると、これはやはり「自我」から考えた

お金を得て幸せになる
夫婦仲良くなって幸せになる
健康になって幸せになる

という感覚とは一線を介すものになる、
ということがわかると思います。


魂の視点でイメージすれば

「お金がない」という経験が面白い
「パートナーシップがよくない」ということが貴重なこと
「からだに不調がある」ということが不思議な体験

ということなのです。

とはいえ、今すぐにはそんな感覚にはなれないという人の方が多いですし
すぐにわかる必要もありません。

かく言うわたしも、なかなか掴みきない頃がありました。


ただ「この状態に少しずつでも近づいていけば
たしかに”いまここで幸せ”な状態になれる」

と理論で納得しているのは大事だと思っています。

そうしないと、いつまで経っても「〇〇したら幸せになる！」
という考えに囚われてしまって遠回りの方向に走り出してしまうからです。

で、人生やり残しばかりになっちゃう。

そんなの嫌だなあ、と思いませんか？

人生あっという間なのに、ね。


というわけで本日は、コアの捉え方を改めてお伝えしてみました。

これからも、ご自身の望む未来にフォーカスするスキルをお届けしますので
楽しみにお待ちくださいませ。

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