人と人との繋がり
繋がり、なんてものはどうしたって脆くなるものなんだと思うんです。
私なんか特に人と常に連絡を取っていたいタイプではないし、むしろ人に興味がないと言った方がいいタイプでもあるから、人との繋がりが脆くなりがちで。
私が親友だと思っていたあの子は実は私のことを親友だと思っていなくて、あの子が親友だと思っていたその子はあの子を親友だと思っていないことなんてザラにあるし。いつどんな時でも物理的に人と繋がれるようになったこの世の中では、誰かと簡単に繋がれた気になれがちなんですよね。おかしな事に。
私なんか誰からも求められてないと虚しくなる夜を幾千も超えてきたわけだけども、それはそれでいい経験だったと今のところ思ってます。そんな日は今でも訪れる日はあるんだけど、よくよく考えると本当に無意味で。誰かと繋がってるなんて確信を持てる日なんて来るはずがないのに私たちは誰かを求めてしまう。それは世の常であり、誰かと一緒にいることでみんなごまかしているんだと思う。
確かに誰かと一緒にいることで気は紛れる。ただその誰かが同じ方向を向いてもしくは向き合って私と対峙してくれているとは限らない。一緒にいることだけではあまりにも虚しさを無くすことに関しては難しいのではないでしょうか。
同じ方向を向いている、という言葉を私はよく使うけれどそれって本当に大事で貴重でさらに奇跡みたいなことで、その事実が共有できた時に立ち会える機会というのは人生で数えるほどしかないと思うのです。それなのに人は一緒いる、何かで繋がっていることだけで安心して目を閉じてしまう。それこそが1番虚しいことなんじゃないかと今、ふと思いました。
人と人との繋がりって簡単だけど、簡単でもなくて。
私たちは永遠に孤独と向き合っていくしかない。悲しいかな人間とはそういうものなんだと思います。
人肌恋しいのは、単純に寒いだけだからお風呂入ってあったかい布団で寝てください。人肌なんてあってないようなものです。自分でもなに言ってるのかわかりません。つまり人肌があったとて人肌はただの人肌でしかないのです…。
とても冷酷なことを言っているような気もするんだけど、そういうことだからみんな早く風呂入って寝てね!ということだと思います。おやすみなさい。
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