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おさんぽバッグは無限大じゃ! #2

前回のつづきー!  貼り付け方がわからんー!笑


2歳の子のおはなしです

その子はいつも手作り散歩バッグを嬉しそうに持って散歩へ
そして遊びながら色々なものを探したり見つけたりする

見つけたものを最後まで持っていたとしても公園を出るときにはポイっと公園へ置いていく
その様子を見てわたしは持って帰らないの?などの声かけはしなかった。 
わたしは誘導がきらいだ。誘導したつもりがなく例えば言ったそんな大人の一言でも子どもは持って帰らないといけないのかな?という思いになるからだ。だからわたしはなにもそのことには触れずその子の様子を見守った。

ある時、お迎えにきたお母さんに会った。
「今日も入ってなかったかぁ」とお散歩バッグをほぼ毎日お母さんが見ていたことを知る。

あ、お散歩バッグは子どもたちだけの楽しみじゃなくて、お母さんたちの楽しみにもなってるんだということに気がついた。

その後もその子は持っていたとしてもお散歩バッグにお土産をいれることはなかった。
他の子が入れて持って帰っているのも知っている。

そして進級まで残すところあと1ヶ月ちょっとのころ、森へ散歩へでかけた。
すると最後の最後にすごく綺麗な赤い実を見つけた。「ママにもってかえる」そおいってバッグに赤い実をいれたのだ。
もうわたしは感動と嬉しさで飛び跳ねたい気持ちを押し殺し、「うん、そうだね」と心を落ち着つかせて言った。
その子は帰り道に何度も何度も赤い実が入ってるか心配そうに見ていた。
お昼寝のあとも、起きてすぐにお散歩バッグを確認していた。

そしてその日、お迎えにきたお母さんに会えることができた。わたしはもう言いたくて言いたくて仕方ないのを必死に我慢して(笑)見ているとその子はすぐにバッグをとり「ママおみやげ!」とお母さんにバッグを渡した。
中身を見てお母さんはとびっきりの笑顔で「うれしい!!ありがとう!!」とその子を抱きしめた。
わたしはもう我慢できず
「お母さ〜ん〜!!」
というとふたりでハイタッチをして、大喜びをした。涙が出そうになった。

ひとつのお散歩バッグがこんなにも子どもたちの成長や、保護者の方の喜び、保育者の喜びや気づきとなることを感じたとっても素敵なあたたかい体験でした。


ひとりごとごと🌿
イラストまた描きました✏️
#1 #2 の使い方絶対間違えてる気がする笑
わけもわからずつけました笑

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