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大河ドラマ「光る君へ」第3話感想〜姫君たちの世界〜

こんばんは、もちまるです。
今日は、大河ドラマ「光る君へ」第3話感想についてです。

バタバタしていて録画を見れなかったのですが、
ようやく昨日録画を見ました💦

ネタバレありますので、ご注意ください。

今回もドラマの中でたくさんの出来事がありましたが、
特に私が注目したのは、主人公まひろが源倫子たちお姫様の勉強会に行く場面。

ちなみに、源倫子は、将来藤原道長の妻になる人物だと言います。
倫子の今後の動きが楽しみです…!

その倫子や倫子の母に仕えていたのが、赤染衛門です。
そう…私がずっと楽しみにしていた宝塚OGの凰稀かなめさんが、演じているお役です。

凰稀かなめさんは、元宝塚宙組のトップスター。
ドラマではずっと座っていらっしゃいましたが、
立つととてもスタイル抜群で長身の素敵な方です。

さて、赤染衛門という方は、平安時代の中古文学においても重要な人物の一人です。
代表作は、「赤染衛門集」ではないでしょうか。

「赤染衛門集」は、赤染衛門の和歌が収載されている個人の歌集です。

大学では、卒業論文の研究対象にもなるほどなので、
私も赤染衛門という人物にとても関心があります。

赤染衛門は、百人一首にも和歌が撰出されるほどで、
日本文学界では有名な女流歌人の一人になるのではないかと思います。

実際、和歌の知識が豊富で才気に満ち溢れた様子が、
凰稀さん演じる赤染衛門から感じられました。

平安時代には、他にもたくさんの女流歌人がいます。

彼女たちは才気に溢れ文才も豊か。

そのような環境の中で、主人公の紫式部も洗練され、
『源氏物語』にも大きく影響を与えているのではないかと思います。

そのように考えると、平安時代は日本の文学史という視点から見ても
女性が活躍していた時代として考える事が出来るのではないかと私は思うのです。

女性の目線から描かれた文学がたくさんある、
それも私が平安文学を好きな理由の一つです。

1000年以上の時を隔てて、女性が何を感じ、何を描いてきたのか、
時代が変わっても変わらないものは何なのか?

それが私の学生時代からの興味関心です☺️

大河ドラマを通じて、また知識が増えていったらいいなと思っています。

それでは今日はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました😊


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