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【副業】確定申告と年末調整の違いってなに??

 このコラムでは、自身の備忘録を兼ねて、納税について学んだことをメモしたいと思います。

 専門家の方からすると、細かいところでは色々間違っているかもしれませんが、税理士さんの友人に聞きながら進めてきたので、イメージはおおよそ合っていると思います。
 ※責任はとれませんので、正確なことは、税務署や専門家に相談・確認してください。

 
また、私のように、本業(会社員)があって、個人事業主として副業で何か収入を得ているという前提で書いていますので、ご留意ください。
 ※アルバイト・パートなどの他の会社からの収入や、自分で何か事業などをやって得る収入(事業所得)をひっくるめて、副業収入という書き方にします。

・「納税の義務」
・「教育の義務」
・「勤労の義務」

国民の三大義務

 先日、会社から「年末調整の申請のお知らせ」が人事から来ました。

 年末調整とは、保険会社から来るハガキを見ながら、せっせと紙に書き込んで(今はオンラインのところも多いかもしれません)、会社に提出すると、払いすぎた税金が戻ってくる(戻ってこない場合もあるようですが)という、年末の恒例のアレです。

 年末調整の年収の欄を見ると、本業以外の所得(収入)を書く欄がある・・・

 副業をしていると、税金の精算のため、年度末に確定申告※をしなければいけないと聞いていたけど、この年末調整の時にも副業収入を申請するのか?
 そうだとしたらそれで終了(確定申告は不要)なのか?
 ※副業収入(アルバイトや、パート、自分で事業をやって得た収入)が合計20万円以上ある人は、税金の精算のために税務署に申告が必要。20万円未満の人は、副業収入があっても、申告しなくてよい。

 税金の知識がまったくない自分としては頭の中がパニックです。

 そこで、友人の税理士さんに早速LINE。

年末調整(12月頃):本業だけの人の確定申告のようなもの。本業だけの人は、年末調整をやれば、税金の精算は終了。

確定申告(3月頃):副業がある人は、年末調整に加えて、確定申告も必要。本業収入だけでなく、副業収入もあわせた、全ての収入を合わせて、税率をかけて所得税を計算する。毎月や、年末調整などで給与から既に払っている所得税を踏まえ、追加で納税or還付を計算して、精算する。

ということのようです。

 とりあえず、副業(収入)がある方は、年末調整「も」必須です。
 ただし、年末調整の段階では副業の収入は記入しなくても良い。

 年末調整はあくまでも本業の税金を精算するものです。

 副業は、年末調整以降にどんな収入があるのか無いのか分からないというのもあるし、改めて、確定申告をするので、年末調整の段階での申請はいらないようです。

 確定申告は、まだ先なので、とりあえず、副業をやっている方は年末調整をいつも通りやれば良さそうです。


 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 少しでも皆様のお役に立ち、新たな気づきや思うことがあると幸いです。  
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