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life.

梅の頃はかわいくて
元気すぎたチューリップと
ぶつかっちゃった蛾にはごめんね

桜はもっと大胆で
散る頃がいちばん

もうみどりづく
夜に散る桜の下を
もうすぐ毛虫が、と
おどおど歩くのもまた

おかしくて
おかしくて

汚れた感情が洗われるなら
散る君らと一緒にいって

世界の幸福度を上げようとして
がんばって笑ってやる日には
願ってしまう、なくすことを

そんな重荷、負わせちゃダメか
綺麗な姿で、去ってく君に

眠りに落ちて美しいものだけ
それだけの世界ならと
あこがれに
手を伸ばしても、走っても、

朝にはそんなこと忘れてる
それでいいような気がする
どこか別の世界に、
そうっと逃してあげるの

#桜 #春 #詩 #エッセイ #夢
#憂鬱 #人生 #そんな日もある

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