古い体質の日本企業に在籍しながら、フクギョウをしています
創業100年を越える日本企業で働いています。
先代が築き上げた開発力を武器に、自社にしかできない生産技術でものづくりを行っている会社です。海外にも輸出し、売り上げもそこそこ。
でも、俗にいう"古い体質"なところもあります。年功序列、はんこ文化、接待、管理職は9割男性。IT企業や外資系ではたらく同級生に驚かれてしまいました😅
それでもこの会社で働きつづけたい理由が複数あるので、転職はまったく考えていません。理由についてはまた別の機会に書きます。
今日お伝えしたいのは、そんな古風な日本企業のフルタイム総合職の私も、フクギョウしているということ。
私の会社では、副業についてこんなルールがあります。
・事前に本部長に申し出ること
・経理や人事の承認を必須とする←過去に許可がおりた例なし
つまり、実質的には副業ができない仕組みになっています。他社への情報漏えいを防ぐためだとか。確定申告を会社の経理や人事にお任せしている私たちは、副業を隠すわけにもいきません。
このルールの下で私は、大好きなアジアのために何かしたいなぁと思いつつ、副業ができないことを理由に足を踏みとどめていました。唯一できたのは、おいしいエスニック料理をたくさん食べること。笑
ある日、パッタイ🇹🇭を食べながら拝聴したボーダレスジャパンのイベントが、私を大きく変えてくれました。
働き方改革がなかなか進んでいない学校現場。三原社長は、熱意ある先生方が自ら改革できるよう、きっかけを提供していらっしゃいます。
「学校の先生は、副業はできない。でも、お金を稼がない複業(パラレルワーク)ならしてもいい」
スマイルバトンの三原社長のお言葉です。
はっとしました。アジア出身の若者のためになにかしたい、そう私が思うのは、お金を稼ぐためではない。彼らに笑顔でいてほしいから。
古風な日本企業に在籍していても、社会のためにできることがある。副業というかたちでなく活動できるなら、もう壁はない。それに気づいたは、平日アフター5をインプットの時間に当て、日曜日はベトナム人コミュニティで活動しています。
あたりまえのように、無意識に所属や環境のせいにして、踏みとどまっていました。でも、やり方は多様。目的とやりたい気持ちがあればいくらでも工夫できる。
はじめてみたら、本業と社会のための活動をなんてことなく両立できました。たしかに、使える時間や体力が限られているのも事実です。でも、少しずつ、ほんの少しでも行動すれば、そのぶん社会に人のあたたかみが増える。そんな日本になってほしいな。
昨日より、社会発信者集団「RICE」の仲間に入れていただきました。日本の老舗企業ではたらく私が、自分の考えをアップデートすることができ、好きな人たちのために活動し、さらにはRICEで志を持つ仲間に出会うことができました。RICEについてはこちら
これも、一歩。少しずつ、先輩である仲間から学ばせていただきながら、私は進みます。
サポートをきっかけに、今後繋がれたら嬉しいです♪ もっと濃く繋がって、おたがい高めあいましょう…!