やっぱり、大好きって言いたい

やっぱり私は、『大好き』って言葉を、声や文字にして伝えたい。

誰に向けて？

パートナーにも、こどもたちにも、家族にも、友達にも、親戚にも、
知り合って日が浅い人であっても、大好きだと感じたら、伝えたい。

「そんなに伝えてたら、『大好き』の重みが無くなっちゃうんじゃない？」
「大好きってさ、本当に大切な人にだけ使う言葉じゃないの？」
「誰にでもいい顔して、八方美人だよね。」

そんな言葉を投げかけられた時に、
以前の私だったら、自分を否定されたような気持ちになっていた。
悲しくなったり、傷ついたり、そんな風に言わないでよって思ってた。

だけど、今はもう、心がざわつくことはない。
だって、それが私なんだもん。

仕方ないんだよ。そういう奴なんだよ。
溢れてくるんだから、しょうがないんだよ。

あぁ、この人素敵だなぁって思ったら、大好きだなぁって思うし、
あぁ、この人面白いなぁって思ったら、大好きだなぁって思うし、
あぁ、この人優しいなぁって思ったら、大好きだなぁって思うし、

そんな大好きな気持ちが溢れてくる毎日が、
たまらなく大好きなんです。

だけど、今までは、かなり遠慮していた部分もある。

あんまり相手に伝えるとドン引きされるかなぁ、
周りの人達にどう思われるかなぁ、媚び売ってると思われるかなぁ、
ウザがられるかなぁ、重いと感じるかなぁ、
温度差があったら嫌だなぁ、
私みたいな人を嫌いな人もいるだろうしなぁ…。

そんなことを思っては伝えることを控えたり、
人前で言うことはやめることも多かった。

伝えて大丈夫そうだなと思ったら伝える、
喜んで受け取ってくれる人にだけそういう部分を見せる、
そうやって生きてきた。

でも、もう、私は私らしく、愛情表現をして生きていきたい。
もちろん、必要としていない人には伝えないし届けない。
十人十色、受け取り方は違う。感じ方も違う。
勘違いさせて相手を困らせるようなこともしない。
理解してくれる人達にだけ、嬉しいと思ってくれる人達にだけ贈るけれど、
もう隠す必要は無いかなって思えている。

家族から見れば、自分たちだけに向けて欲しいと願うかもしれない。
家族や友達のことも、もちろん大好きだし、大切だと思っている。
他に大好きな人達がいたとしても、その感情が薄れるわけではない。
なかなか理解してもらえないかもしれないけれど、
やっぱり私は、大好きって思った時に、素直に伝えられる人でありたい。

これを読んで、聴いて、「もちゃらしいね」って笑ってくれる人達と、
大好きな気持ちが溢れてくる未来を、生きていきたい。