ジョギングを習慣にして人生が楽しくなった話
私は元々ずっと部活に所属していたこともあって、運動は嫌いではなかったのですが、社会人になって以降、定期的な運動というのは出来ていませんでした。
そんな中、社会人7年目頃のある日、飲み会で先輩にフルマラソンへの参加を勧められました。自分としては乗り気ではなかったのですが、その場のノリで参加することに…結果的に完走出来て良かったのですが、それよりも習慣になった週1回程度のジョギングが想像以上にいい効果があったのでこの場で共有したいと思います。
マラソン効果1 精神が安定するようになった
元々感情の浮き沈みは少なく、ネガティブな感情になることは少ないのですが、仕事がうまくいかないときにヤキモキすることはありました。ジョギングするようになり、そういった感情がより少なくなったように思います。
科学的にも精神面への影響は立証されているようで少し調べてみました。
運動をすることによりセロトニンやエンドルフィン、ドーパミンといった脳内ホルモンがたくさん分泌され、それらの効果によって、精神が安定するなどの効果が得られるそうです。
簡単に効果を記載しておくと、セロトニンは精神を安定させる作用があるホルモン、エンドルフィンは鎮痛作用・リラックス効果、ドーパミンは快感を司る物質としてよく知られていますね。
ちなみに最近ではうつ病の予防、改善にも運動が効果的であるというネット上の記事もよく見かけますが、正確に効果があるとしている研究成果は私のほうでは見つけられませんでした。
マラソン効果2 体重が減った
私はフルマラソン挑戦前まで人生最高体重の72キロをマークしていました。フルマラソンに挑戦すると決めて以降、本番までの半年間で8キロ減の64キロまで体重を落とすことに成功しています。
当然ながら炭水化物の量や食事の時間帯など、食事面の意識もしていましたが、長い距離を走った後にはガクッと体重が減ることもあり、走ることによる体重の減少も体感出来ました。
有酸素運動(ジョギングなどの軽めの運動)の際にはおおよそ20分以降から脂肪の燃焼が始まる(20分までは摂取した炭水化物をエネルギー源とする)そうです。
私は週1回程度しかジョギングしていませんでしたが、30分~60分程度のジョギングをなるべく同じペースで続けることを心掛けていたことから、結果的にダイエットに最適な運動が出来ていたのだと思います。
マラソン効果3 勉強の時間が増えた
ジョギング中、いろいろと考え事をしながら走るのもいいのですが、その間を使ってなにかできないか考えるようになり、音声メディアを使ってジョギング中に勉強するようになりました。
私はvoicy(ボイシー)という音声メディアを聞いています。voicyではビジネス分野での話をされている方が多く、いろいろなパーソナリティさんやながら日経さん、voicy公式IT・ビジネスニュースなどの番組を聞きながらジョギングしています。
最初はイヤホンをつけながらのジョギングをかっこつけてやっていた側面もゼロではありませんでしたが、最近ではジョギング時間だけではなく、通勤時間や朝の支度の時間にも聞くようになり、ジョギングをきっかけとして学習時間が大幅に増えたと思います。
ちなみに音声メディアは今年1月のclubhouseが流行したあたりから音声メディアが急激に勢力を拡大している感があり、自分の使っているプラットフォームが盛り上がっているのをみるのがとても嬉しく感じています。
週に1回のジョギングは少ない?
週1回程度のジョギングというと「少ない!」と思う方もおられるかもしれませんが、運動を習慣化して出来ている人がどれだけいるでしょうか。
厚生労働省の調査によると、「1回30分以上の運動を週2回以上」実施している人の割合は、全体で男性33.4%、女性25.1%だそうです。
まずは自分の出来る範囲のことから、例えば家の中でできる軽いストレッチとか、初めて見ることが非常に大切だと思います。その上で、続けることが出来るか、効果を上げることが出来るかなど、次の問題が出てくると思います。
さいごに
私はジョギングを始めるまで長距離走は苦手だと思っていましたし、今でもジョギング単体ではやりたいと思っているわけではないのが本音です。
それでも、精神・健康維持に効果があることを身をもって実感できたこと、良い勉強の時間となっていること、習慣化しているこの状況を途絶えさせることの恐怖心から、週に1回のジョギングを2年以上続けています。
やらない理由を探すことはいくらでもできますが、ジョギングはコスト0で始めることのできるコスパの良い運動ですので、運動に億劫になっている人はまずは一度走ってみてはいかがでしょうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?