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地方のサラリーマンに降ってきた新規ビジネスのチャンスとプレッシャーの話

私は普段システムエンジニアとして毎日仕事をしていますが、最近私の所属している会社では、「向上心のある人にはもっと新しい領域での活躍を促したい」という役員の思惑があるようです。これ自体はわからんでもないですね。

その一環として、会社の取り組みとして、ざっくりいうと「希望者に予算をつけて新規ビジネスをやらせてみよう」という話が進んでいるみたいです。

noteにも以前書いた通り、能力はさておき、向上心は人一倍な私は、一部の方々からその役割の一端を担う存在として注目(?)されています。

具体的にどういう話なのか

この話、単純にチャレンジしてみればいいじゃん!という話ではありますが、いくつかルールがあります。

一つ目、予算100万円(仮)で新規ビジネスを立ち上げる

新規ビジネスとしては心もとない(少なくとも実店舗ビジネスのようなものは眼中にない)予算で、今まで会社が取り組んでいなかったような領域にチャレンジする必要があります。

当然、SEとしては「テクノロジーを使った何かしら」をサービスとして売ることになるわけですが、100万という予算上、新規でシステムやアプリを作るというよりは、今の会社のリソースや既存ビジネスを流用した形でのビジネス展開になっていくような気がしています。

二つ目、既存の仕事は原則継続される。

既存の仕事と並行して新規ビジネスの開拓に挑戦すること、自分の身体的にはハードだと思いますが、昨今の働き方改革の流れもあり、長時間残業が出来ない中で、会社の新規ビジネスを追加で進めていくことはかなりの効率性が求められる(もしくはそもそも破綻している?)と思います。

三つ目、そもそも新規ビジネスってなにやんの?

当然ながら、自分がやりたいこと、実現したいことを企画として提案し、それが承認されて予算枠が設けられるわけです。(本来は…)

0→1の作業をやったことない(言い訳でしかないことは承知の上ですが)自分は「何から始めたらいいんだっけ?」で億劫になっている面が0ではありません。

どう新規ビジネスを開拓していくか

とはいっても周りは待ってくれません。私にとって「何もしない」のは周りから見たときの評価が「ゼロ」ではなく、「マイナス」である、という点がプレッシャーをかけてきます。

私が考えている内容の具体的な部分は書けませんが、方向性についてここでまとめてみたいと思います。

一つ目、大きな成功は狙わない

そもそもなんのビジネスをやるにしても、限られたリソースの中でやりきるには限界があります。ましてや日本で一番人口の少ない地域といってもいい山陰を拠点にしている以上は、まずはもらった枠の分のお金を稼ぐこと、もしくは派手にコケて(利益を出せずに)しまって、経験だけ積みました!ということになっても不思議ではない状況です。

まずは、1円を生み出すために何をするか?から考えていく必要があります。

二つ目、ネットを活用したビジネスとする

既存顧客に対してのアプローチとするのか、顧客も新規開拓するのかは未定ですが、既存のシステムやアプリに対する「新規ビジネス」は難しいと言わざるを得ません。

理由としてはいくつか挙げられますが、そもそも自分が会社のいくつもあるビジネス領域に関して専門性に乏しい分野が多いこと、ものによっては他社のパッケージシステムの顧客サポートを行っていること、品質レベルをあわせようとすると予算が追い付かない可能性がある(色々な会議や資料作成などの付帯作業が多く発生する)こと。などが挙げられます。

webサイトを作成するなどの一定の知識で(低コストで)出来ることに加えて、会社でやることのメリットを生かす(信用など)ことで、展開できればいいかと思っています。

三つ目、私が、会社のビジネスとして、ビジネスをやる意義を考える

そもそも何かがやりたくて始まった新規事業の話ではありません。

何かやり始めるにあたって、そのビジネスを実現することで、誰の、どんな課題を解決するのか。ここをちゃんと押さえておく必要があると思っています。

適当にやってちょっと稼ぐこともできるかもしれませんし、それすらもできないかもわかりませんが、何かしら社会的に意義がある(と自分たちが信じれる)ことをやりたいと思います。

最後に

なにも具体性のない抽象的な話ばかりになってしまいました。

会社での新規ビジネスは自分にとってもチャレンジですし、うまくいってもコケてもいい経験になると思います。この機会に自分の知見を広げることが出来たらいいかなと思っています。

※ビジネス経験のある先輩方おられたらぜひアドバイスいただきたいです。


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