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初心者向け「ガラスペン」記事まとめ

【初稿:2022年11月5日】
【最終更新:2024年4月19日】

近年の文具ブームのなかでも、熱いアイテムの一つに「ガラスペン」が挙げられるだろう。何を隠そう、私も急激にガラスペンにハマった一人だ。

ガラスペンに魅せられて、その衝動で書いた記事が増えたのでまとめてみた。ガラスペンの魅力から、お手入れ方法、使い道など幅広いテーマを取り扱っている。これからガラスペンを始めたい初心者さんに読んでほしい。

▼文章量が多いので目次付き。気になる内容からチェックしてみてほしい。


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ガラスペンの魅力

そもそも、なぜ人はガラスペンに惹かれてしまうのだろう。私なりに思うガラスペンの魅力を書いた。

「書くため」の筆記具ではなく、「書きたい」筆記具がガラスペンだと思う

ガラスペンのお手入れ方法、魅力を説明している。また、私が個人的にガラスペンを選ぶときのポイントもまとめた。

ガラスペンの使い道

ガラスペンが欲しいけれど「買ったところで使わなくなりそう……」と思う方も多いのでは。そこで、気軽に始められるガラスペンの使い道を集めてみた。

「ガラスペンが欲しいけど、使い道が思い浮かばない」あなたに紹介するアイデア

書籍やネットを使って始められる、ガラスペンを使った趣味について紹介した。

  1. 朝活書写

  2. ハンドレタリング

  3. ゼンタングル

一つでも気になるものがあったら、チャレンジしてみてほしい。

▼アイデアの一つである「朝活書写」について深く掘り下げた。書写のお題アカウントの紹介や、個人的に感じたメリットについてお伝えしている。

ガラスペンの使い道に、なぞる文学のススメ

「もっと気軽にガラスペンを楽しみたい」方には、なぞり書きができる本をおすすめしたい。

「ガラスペンでなぞる文学 宮沢賢治幻燈館」は美しい挿絵と共に、書き味の違う6種類の用紙と、38種類の書体が楽しめる。

実際になぞったときの写真を載せたので、参考にしてみて欲しい。

まずは手頃なガラスペンはいかが?

「ガラスペンを使ってみたいけど、壊しそうで怖い」という方は、手頃な価格のガラスペンから始めてみてはいかがだろうか。

fonteガラスペンは手頃な価格とアレンジ力が魅力

  • 値段が安い(別売りのキャップとあわせて税込1155円)

  • キャップを付ければ持ち運びに便利

  • ペン先が外れ、軸が空洞になっているのでカスタマイズができる

と、その手頃さと使いやすさ、カスタマイズ性で話題になっているfonteガラスペン。実際に購入したのでレビューを書いた。

地方で買える!安すぎる?「セリアのガラスペン」を使ってみた

税込110円という驚きの価格「セリアのガラスペン」。安すぎて、本当に使えるのだろうか?と不安に思う方もいるだろう。実際に購入して使ってみた。

ガラスペンは左利きにもおすすめ

私自身、ペンも箸もすべて左手で行う左利きである。ガラスペンにハマった理由の1つに、「左利きでも使える」ことがある。

流行のつけペンを左利きが選ぶには②他のタイプも試してみよう

「左利きが使えるつけペン」をテーマに書いた記事。ガラスペンも取り上げている。左利きならではのガラスペンの選び方をまとめたので、参考にしてみてほしい。

▼そもそも、つけペン・ガラスペンはどんな仕組みで書けるのか知りたい、という方はこちらの記事を読んでみてほしい。

ガラスペンにおすすめのインク

ガラスペンの魅力の一つは、インクを簡単に変えられること。たくさん試して、お気に入りをインクを探してみてほしい。参考までに、個人的に使ってみてよかったインクを紹介したい。

色とりどり、よりどりみどり!好きな万年筆インク3本

文具店やネット通販で購入しやすい、国産万年筆メーカーのインクをご紹介。普段使いしやすいインク、時間経過で色の変わるインク、使う紙によって色の変化がわかりやすいインク…さまざまな個性をもったインクをセレクトした。

瓶の中に広がる世界。やっぱりラメインクが好き

ガラスペンは、インク詰まりの心配がないので「ラメインク」が使える。瓶を振ると広がるラメに、眺めているだけでも癒されるだろう。

紙にインクを乗せたときのきらめきは、学生の時に使ったラメペンやラメコスメを見ているようでときめく。

「青って200色あんねん」セリアで始めるインク沼入門

セリアのインクも侮ることなかれ。全11色と豊富な色展開(2024年4月時点)なのだ。紙に書くと1つのインクから複数の色が現れる「遊色」を持つものもある。

ペーパークロマトグラフィーを使った分離実験も取り入れて、インクの魅力について語った。

もっとガラスペンのことを知りたい方に!おすすめ書籍

「もっと本格的にガラスペンのことが知りたい」という方は、書籍で読んでみるのがおすすめ。たくさんのガラスペンに触れてきた文具ライターが作った本だからこそ、しっかりした情報が得られる。

注意点は、記載されているガラスペンの価格が変わっているものもあること。材料費と燃料の高騰に伴い、ガラスペンの価格が上がっているのだ。

見て、さわって、書いて、描く はじめてのガラスペン

文具ライター、インクアドバイサーの武田健さんが書いたガラスペンの本。ガラスペンの使い方から、ガラス工房の紹介まで、ガラスペンのことを幅広く・深く知りたい方におすすめ。

30工房、184本ものガラスペンが取り上げられている。ガラスペンの輝きが織りなす、美しい写真も圧巻である。思わずガラスペンを手に取りたくなってしまうだろう。(実際、私もこの本を読んでから順調にガラスペンが増えた。)

「手書き」をとことん楽しむ万年筆・ガラスペン入門

文具王※、高畑正幸さん監修の万年筆・ガラスペン入門本。基本的な使い方をしっかり押さえているので、まず手始めに読んでみる本としておすすめ。

「手書き」をテーマにまとめた1冊になっており、万年筆やインクに興味のある方にもぴったりだ。この記事を書いた11月時点では、Kindle Unlimitedの対象になっている。

※(テレビ東京の人気番組「TVチャンピオン」の文房具通選手権に3連続で優勝したことから、「文具王」と呼ばれている。文具の商品企画、文具情報サイトの編集長、YouTuberなど、文具関係の多岐に渡る活動を行う。)

愛用中のガラスペン

最後に、私が愛用しているガラスペンを紹介させて欲しい。写真左から、

  1. スタジオ嘉硝|硬質ガラスペン(細字)

  2. ガラス工房 まつぼっくり|クリスタル スタンダード (太字)

  3. HASE硝子工房|ストライプショート(中細字)

  4. ペン先:カキモリ|Glass nib(中字)
    ペン軸:立川ピン製作所|フリーペン軸 T-36W

  5. fonte|ガラスペン(中字)

  6. ガラス工房aun|月(中字)

  7. セリア|ガラスペン(中〜太字程度)※2本所有

また、写真に入っていないが、
8.Kemmy's Labo|太軸コルセット ミモザ(細字)
がある。

全体的にシンプルな装飾のガラスペンを好んで集めている。まだ増えるかもしれない……見た目も書き味も、ガラス工房によって違うから、別物として購入してしまうのだ。

追記:2023年9月13日、案の定ガラスペンが増えている。(7・8本目)

▼HASE硝子工房のガラスペンは、文具イベント「宇宙遊泳」で手に入れた。購入品紹介の他に、簡単なイベントレポも書いている。

noteがきっかけで取材を受けました

宮城県の河北新報社が発行するフリーペーパー、河北ウイークリーせんだい様に取材していだきました!巻頭特集「書く」を彩るにて、ガラスペン・書写好きのライターとしてお話しています。

河北ウイークリーせんだい 2023年9月14日号の配布は終了していますが、「河北新報オンライン」で記事が読めます!

見て楽しい・書いて楽しい、ガラスペンに魅せられて

繊細なペン先と美しい軸を持つガラスペンは、いつまでも眺めていられる。実際に書くと、シャリシャリとした独特の書き心地がおもしろい。

見て楽しい、書いて楽しいガラスペンの世界に、あなたも足を踏み入れてみてはいかがだろうか?

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