看護界からの発信

先日、川島みどりさんという日本赤十字看護大学名誉教授の方の記事が毎日新聞に掲載されたとのことで知り合いから共有されてきました。内容を読むと、看護師さんがコロナ禍で具体的にどんな働き方になっているのか、仕事面だけでなく生活にどう影響が出ているのかが良く分かりました。

「拍手よりも法整備で守って」 という見出しはすごく印象的で。

「特集ワイド:この国はどこへ コロナの時代に 日本赤十字看護大名誉教授・川嶋みどりさん 看護師軽視しないで - 毎日新聞」

去年の3月頃、外資系の経営コンサルティング会社に勤めている友人と外出を控えるべきか、促進するべきかという議論になった時のこと。

彼から「医者も看護師も稼ぎもしないのに良い給料もらってる。それは危険にさらされる前提なのだから、従事して当たり前。旅行に行ってコロナにかかったとしても、それを見るのが医療者の務めだ。嫌ならやめれば良い。経済をまわす方が大事。」という言葉を聞き、なんとも言えない感情がわき、そこから疎遠になってしまったのを思い出しました。

コロナ禍に限らず、色々な立場の方が、色々な視点で意見を持っているけれど、正確な情報を知るのがなかなか難しい。それぞれの立場から見れば、自分が正しいという考えになるのもうなずけます。

こんな状況で自分にできることは、当事者意識をもって粛々と生活すること、移動しなくても経済を回せるようにオンラインショッピングやお取り寄せ、テイクアウト等で貢献することかなと思っていますが、それも自分の生活、その前に命があってのこととも思います。

正解はなく難しいですが、川島みどりさんの記事を読んで、思いやりの気持ちを忘れずに、今自分にできることをやっていこうと思いました。

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