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サンフランシスコ遠征日記②雨の金門橋に泣く編

どもmoaiです。
災難続きのサンフランシスコ遠征2日目です。

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サウスサンフランシスコから脱兎のごとく逃げ、無事に宿へ帰還。その後は当然、爆睡した。

次の日はあえて予定を入れておらず、市内散策と決めていた。朝食はこんな感じ。外は曇天、今にも降り出しそうだ。

サンフランシスコは坂の街として知られる。とりあえず目的を「ゴールデンゲートブリッジ=金門橋」に定め、坂道を北上する。

20分もすると、坂の頂上に到達。そこからは海に向かってなだからかに下降する。上りと違って下りは早く、あっという間にサンフランシスコ湾に到着。

目前には難攻不落のアルカトラズ島が!

当日が休日だったため、アルカトラズ島ツアーは午前10時時点で予約でいっぱい。遠目に見ることで満足する。サンフランシスコ湾に面するフィッシャーマンズワーフは、いかにも降り出しそうな天気で、盛況とは程遠いにぎわいだった。

滞在3日目となる明日はバスケ観戦が入っていたので、名物のゴールデンゲートブリッジに行くには今日しかない。

自分が晴れ男だと信じて、自転車を借りる。それが大きな判断ミスだった。

自転車を借り、気持ちよく漕ぎ出して数分後、気持ちよく雨が降り始めた。

何でやねん!

遠目にそびえ立つゴールデンゲートブリッジが、霞んで見えた。哀しすぎる。

雨はヒタヒタと降り続ける。折りたたみ傘を常備するほど、旅人としてこなれていない。

頭の先からパンツまでずぶ濡れなんていつ以来だ?アメリカまできて、何してんねん。

あまりの雨とあまりの冷たさに、ゴールデンゲートブリッジ手前のホームセンターで時間を潰して暖をとる。

「この東洋人、何してんだ?」という冷ややかな目線を浴びながらも、必死で自家発電して1時間ほど体を温めた。

さぁ、こっからが本番!と気合を入れてペダルを漕ぐのだが、ボッキリと心が折れてしまっている。

本当の意味での弱虫ペダル!

ついに来たで〜天守閣に。体はガタガタ震えてるけどな!

ゴールデンゲートブリッジは片側が自転車で通行できるようになっている。当日はそれほど強い風は吹いていなかったものの、やはり高さは感じた。高所恐怖症気味の自分にとっては、なかなかシビレる状況だった。

**のちに調べると、ゴールデンゲートブリッジは自殺の名所だとか。ぎゃー **

ぶるぶる震えながらも、対岸まで到達。そこのトイレスペースで暖を取り、折り返す。
そして、橋ふもとのホームセンターで最後の暖。

その後もレンタルチャリの返却場所が借りた場所とは違ったり、ビショビショに濡れた状態で食べたパスタが全くうまくなかったり。

宿に帰って仮眠して起きたら、クリスマスイブだったこともありレストランが全滅で日本で食べるようなものばかり食べたり。仕方なくマクドに行ったり。

踏んだり蹴ったりですわ!

【続く】


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