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レシピ公開〜いぶりがっこと温泉卵の豆腐丼編〜

「秋田出身の方ですか?」と時々聞かれる事があるのは、やはりこのメニューのせいだと思う。


ほとんどの方は雰囲気で分かると思いますが、ロンドン産まれのニューヨーク育ちです(嘘


元々はおつまみとして「クリームチーズといぶりがっこ」を出したかったのが、このメニューが出来る切っ掛けでもありました。


クリームチーズといぶりがっこの組み合わせ、美味しいですよね。その相性たるや、初めて食べた時に「このメニューは絶対に置きたい…」と感動した程でした。


しかし、この為だけにいぶりがっこを注文する訳にもいかない。何かこれを使った食事メニューが出来ないかしら…という発想の元で生まれた料理です。


サイドメニューにある「クリームチーズ&クラッカー」にはいぶりがっこが混ざっているのですが、実はこちらの方が兄、今回紹介する「豆腐丼」は弟だったのです。


「兄より優れた弟などいない!」


という声が聞こえてきそうですが、やはりこちらも噛ませ犬だったのでしょうか。

そもそもサイドメニューにこれを使ったものがある事、知ってましたか?


「俺の名前を言ってみろ!!」


という声がやはり聞こえてきます。


さて、通称「ジャギ丼」(言われてません)の材料は至ってシンプルです。

・豆腐(絹)150g

・いぶりがっこ20g

・卵1個

・レタス15g

・ご飯1膳(190g前後)

最後に和風ドレッシングを掛けて完成です。


ヘルシーで食欲がない時でもサラリと食べられてしまう、当店の人気メニューの一つです。

ちなみにドレッシングは他の種類は勿論、ポン酢や醤油等、色々試しましたが和風が最も合いました。季節によって柚子ドレッシングなんかも合いそうだな、とは思うものの、おそらく和風が無難だと思います。


また、卵は生卵より半熟の方が断然美味しい。そこで当店ではDAISOの温泉卵メーカーを使用しております。

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これに卵を落とし、小さなフォークで3回突き、計9個の穴を開けます。おそらくこれは大事なポイントで、穴の数がこれより多くても少なくても丁度良い温泉卵が出来ませんでした。

水の量は卵が入った状態で8分目くらい、電子レンジは500Wで50秒が目安です。上手く固まらない時は気合で調整して下さい。


という事で、今回もフローチャート風レシピです。

いぶりがっこと温泉卵の豆腐丼のレシピ

豆腐はよくある3連を使用しておりますが、これは使い切り出来るからです。ご家庭で2人分以上作るなら、大きめのパックの方が安上がりだと思います。

いぶりがっこがなかなか売ってないのが難点ですね。ちなみに当店が業者から仕入れているいぶりがっこは、オープンから現在の間に4回も値上げがあり、実は当初より量を減らしております。

そうでもしないと価格が維持できないくらい高いです。他の材料は安いのですがね…。


しかしとても美味しいものが簡単に手早く出来てしまうのはやはり魅力です。いぶりがっこが余ったら是非クリームチーズと合わせて、クラッカーに乗せてお酒のお供にどうぞ。




どんな手を使っても美味しければいい!!

それがすべてだ!!!





最後まで読んで頂きありがとうございました。