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" はじめて " をえらぶとき。 〜飛ばない鳥キーウィ〜


わたしがはじめて買った本、
それは鳥の図鑑だ。



ユニークな鳥、キーウィ


はじめて買った本で
はじめて見た鳥、

それは
ニュージーランドのキーウィだ。


キーウィ。

変な名前の鳥だな。
第一印象はそんな感じだった。


キーウィは飛ばない鳥だ。

コロンとしていてツンツンしていて
容姿が個性的だ。

他の鳥と
差別化をはかっているのだろうか?

図鑑のページをひらいて
ワクワクしながら
写真を見ていたわたしに
大きな印象を与えた。


当時のわたしは
キーウィの絵を描くのが好きだった。

(ちなみに写真の絵はわたしの描いた絵ではない。こんなにうまくは描けない。)


図鑑の写真を見ながら

キーウィの魅力を
何度も確かめるように

ノートにたくさん描いた。

描けば描くほど、
どんどん好きになっていった。


はじめての本から、
はじめての国へ


はじめて海外に行くなら
ニュージーランドにしよう。

なんとなく、そう思った。
のちに、わたしはそれを実現させることになる。


" はじめて買った本 " は、
" はじめて行った国 " につながったのだ。

どこで、どんな縁があるか分からない。


行動は、
新しい出会いを引き起こす。
縁をつむいでいく。

すべての出来事に、
意味があるのではないか?

それに、
その意味をつけるのも
自分次第ではないだろうか。



馬場香織(ばばかおり)






























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