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不妊治療レポ【3話】アレ?男性不妊かなと思ったときの話

さて。



今回は男性不妊かもしれないと思ったときの話です。



前回おじいちゃん先生の病院が合わないと感じ、
早速地元のクリニックを予約しましたが、
なんと3ヶ月待ちでした。

それくらい、今、不妊治療はスタンダードなのでしょうか。

予約を待たなくてはいけない3ヶ月の間に、
少しもじっとしていられない、
白黒つけたいせっかちな性格の私は
今出来る行動を取ることにしました。

夫しかく君に男性不妊かもしれないという疑いがあったので、
疑いを晴らすべく、
原因を追求すべく、
もしも変わらず男性不妊であるならば精子を少しでも元気にすべく、
セカンドオピニオンとして
私達は泌尿器科を訪ねることにしました。

この時、調べに調べて知ったのですが、

婦人科で不妊治療検査などをすると、
精子の検査は勿論してくれるのですが、
もしもそこで男性不妊の疑いが発覚しても
婦人科では男性不妊について何も対処してくれません。

考えてみれば当たり前なのですが、
男性のことは対応外なんだそうです。

その為、先生の言葉を鵜呑みにしている受け身の体制だと、
男性不妊でも、
精子が例え少しでもいさえすれば大丈夫ですよ!という方針の先生もいる為、
その精子のレベルに合わせて、
治療法がどんどん決まっていってしまうようです。

※中には泌尿器科が併設されているクリニック等もあります。

精子が良くないことを改善する、というような治療法をとるわけでなく、
男性不妊には触れずに、
女性側がキツイ負担を強いられる体外受精等にドンドン話が進んでしまう場合もあると思うと、
女性としては、ちょっとやり切れないですよね。

前回のおじいちゃん先生のクリニックもそのような雰囲気で、
夫の全く動かない精子の様子を見ても、

まぁ漢方でも飲んでみてね、と
特段薬を処方されるわけでもなく、
薬局で買ってみてもいいんじゃない?
程度の案内だけで、
女性側の検査ばかりドンドン進めていく様子でした。

婦人科なので、女性側の検査へ進むことは頭では理解はできるのですが、
不妊治療は二人で取り組むものだと思うので、
もっと男女ともに対応している、
泌尿器科も併設のスムーズな治療ができる病院が増えたらな、
と思ってしまいます。

そして、私はネットの情報を必死に調べまわり、
少しでも治療せずに子供を授かりたい!という一心で、
【精索静脈瘤】という病気があることを知りました。

精索静脈瘤とは、簡単に言うと、
精子を作るところに瘤のようなものが出来、
血液の流れが悪くなり、
温度も上がってしまい、
良い精子ができなくなる、
というような病気です。


男性不妊症の原因の35%以上は
精索静脈瘤だそうです。


もしもこの病気だったとしたら、
これを治せばすぐに自然妊娠するのでは?と、
このときの私はむしろ
原因不明で出口が見えないよりも、
何かしらハッキリと原因が見つかってくれたほうが嬉しい!と、
よくないことかもしれませんが、
病気が見つかることを
密かに願っていたくらいでした。


病気を治して、
出来れば世の中のみんなと同じように
治療せずに授かりたい!と思っていました。


まぁその思いは、
残念ながら崩れ去るんですけどね。

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ここまでお読みいただいてありがとうございます。

次は泌尿器科受診についてです。


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