見出し画像

人は周りの人で変化する。ピア効果

本日はピア効果について書いていきます。

これは私自身がここ数年、凄く肌で感じてる事です。

それではピア効果とはですが…

「ピア効果」の「ピア」とは、英語の「peer」からきており、「同僚、同輩、仲間」を意味します。
つまり「ピア効果」とは、仲間や同僚などが作用し、お互いの行動、生産性に影響を与え合うことをいいます。

「ピア効果」には「正のピア効果」と「負のピア効果」があります。

「正のピア効果」は、能力や意識のレベルの高いピア(仲間)が、同じ環境に集まってお互いに切磋琢磨し合うことで、その集団がレベルアップするだけでなく、個々も成長するという相乗作用をもたらします。
逆に「負のピア効果」は、集団の中でお互いの悪い部分が影響し合い、集団としても個人としてもレベルダウンしてしまう状態です。

ピア効果のわかりやすい例が、ピア同士の「競争」とそれを支える「切磋琢磨」です。

自転車競技の走行タイムや難関校に進学を目指してる塾などは、どちらも正のピア効果に当てはまると思います。

正のピア効果が働いてる環境が良いのは勿論ですが、ただ単に複数人で競わせるだけでは「正のピア効果」は得られません。
構成を間違えると「負のピア効果」ばかりが生じてしまうこともあるでしょう。
より高い「正のピア効果」を得るためには、「誰」と、「どう競い合う」かをしっかり設定する必要があります。

ポイントは構成員の「レベル調整」です。
競争する相手とレベルの格差が大きすぎると、いい影響が出にくいと言われています。低いレベルの人はあきらめて努力を放棄してしまい、高い方も慢心して向上意欲を失ってしまうからです。
双方に良くない結果ですね。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?