ライターを続けられているのは、事務で培ったソフトスキルのおかげかも
「ソフトスキルを伸ばせば生きていける」
WEBライター。本業の事務員。どっちにしても、ソフトスキルがある人は重宝されます。もちろんある程度仕事はできなきゃダメです。
長年働いてきて確信しているのは……。
仕事バリバリできるソフトスキルがない人
仕事はそこそこだけどソフトスキルの高い人
絶対にソフトスキルが高い人が選ばれます
ソフトスキルは仕事の基本
私は、今もその前も「女性ばかりの職場」で働いています。些細な一言が命取りになるくらい、人間関係には気を使わなければなりません。メールの返信の順番、言葉の使い方、今日の機嫌を読み取る力、全て自然と備わってきました。
ライターのクライアントさんには、本業以上に気を使っています。なぜなら顔が見えないからです。顔の見えない人間関係は、とても繊細です。「文字」が全て。私が持つ空気感や、人間性は伝わりきらないですよね。
顔が見えないから適当でいいや。はあり得ません。むしろ逆だと私は思っています。作業ベースでは、PCに向かって文字を書くだけです。
しかし、実際はコミュニケーション能力で仕事のやりやすさが変わるといっても過言ではありません。「多分」がつくくらいの理解しかなければ、突き進まずに確認する。あとで修正する手間を発生させるのは、ナンセンスですから。
ハードスキルさえあれば! は絶対に違う
WEBライターなら、ライティングスキルがハードスキルですよね。いくら文章がうまいライターさんでも、ソフトスキルがないといつか自滅します。素晴らしい文章を書けるのに、扱いずらい人ってどうですか?
自我が強すぎる人
柔軟な対応ができない人
レギュレーションに反発する人
報連相ができない人
これが全て揃っている人はなかなかいないです。でも自我が強くて柔軟な対応ができないだけでも、私は苦手ですね。
昔、職場の先輩から「私がスカートを履いている日は予定がある日。だから残業にならないように動いてね」と朝礼で堂々と言われたことがあります。ほかの誰かが予定あるって言っても、仕事終わってないよね? で済ませる人なのに。
確かに、その人は誰よりも仕事ができました。ミスもしないし、作業がはやい。でも、理不尽を擬人化したら、こうなるんだろうな……っていう人。この体験をしてから、仕事はチームって理解できない人とは、仕事したくないって思うようになりました。
ただのアルバイトが15年在籍している秘訣
私は派遣から諸事情でアルバイトになりました。何度も社員にならない? とのお声がけをいただきましたが、バイトでいいと断っていました。
きれいごとをいうと、ベテランパートおばちゃんが1人いたら、若い子の話フラットな立場で聞いてあげられるから。(本音を言えば、堂々と副業ができる、業務以外のことをやらなくていいなどありますが笑)
社員同士だと言えないことも、バイトのおばちゃんだったら言えますよね。
アルバイトなのに「辞めないでくれ」って言ってもらえるのは、ソフトスキルをないがしろにしなかったからだと思っています。「人としてちゃんとする」まずはここから。だってそのほうが自分も居心地いいですよ。
職場が嫌な空気じゃない、上司が柔らかい空気で話を聞いてくれる。そのほうが絶対にいいなと思うので。
さいごに
どんな仕事でも、相手があります。相手がある以上、自分がされたら嫌なことはしない。相手の立場に立って考える。これ基本だと思います。
もちろん私も余裕がない時は、相手の立場に立って考えられないこと、多々あります。完璧なソフトスキル持ってる人なんていないと思う笑
当たり前のことですが、ライターをやっていて飛んだことはありません。奴隷案件でさえ、最後契約を切るときはちゃんと言いました。
悲しいことに、飛ぶライターさんいるんですよね……。
1円でも貰ったらプロ。その意思は忘れないようにしていきたいです。
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