mayumi nose

ニット作家 能勢マユミです 兵庫県川西市⇆徳島県鳴門市2拠点生活 ときどきギャラリーの…

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ニット作家 能勢マユミです 兵庫県川西市⇆徳島県鳴門市2拠点生活 ときどきギャラリーのあるちいさな宿 NOMAyadoのおかみ

最近の記事

新しい本が出ました

今年から始めたnote ニット作家らしい投稿をしてこなかったので今回は初めて編み物の話をします 4月1日にエクスナレッジさんから 私の3冊目の著書 「好きな模様でかぎ針編み」が 出版されました 企画から制作まで3年以上の時間をかけ 発売まで伴走してくださった編集Kさんからはまずまず好評と伺って安堵しています タイトルからは模様編みの本のような印象を受けるかもしれませんが本当の意図はちょっと違います まえがきより 私は素材そのものに魅力を感じるテクスチャフェチです。 特

    • コンプレックス強めのニット作家 その3

      すっかり月いち連載の様相となったnote 今回はクリエイティブな仕事について初めて意識した時の話   私は子どもの頃文集などで出される 定番中の定番のお題 「将来の夢」を書くのが大嫌いでした。 イケてない小学生の私はその日その日をやり過ごすだけで精一杯。 特技なんてないし、やりたいこともわからない。 どんな大人になりたいのか 将来どんな職業につきたいのかなんて全く想像もできず 毎回適当な夢とその理由をひねり出し、なんとか行間を埋めていました。 男子はプロ野球選手やパイ

      • コンプレックス強めのニット作家 その2

        前回は長文過ぎて書き上げるのに エネルギーを使ってしまい、 続きを書くのが遅くなってしまいました。 書きたい事は山のようにあるので ニット作家に至るまでの エピソードは少しずつ紹介していきます。 のんびりとお付き合いください。 今日はものづくりの楽しさを初めて味わったときのおはなし。 前回で告白した通り だめだめコミュ障の私でしたが 小学校4年生の時、 初めて親友ができました 名前はゆみこちゃん。 彼女は転校生でした。 私と似た背格好でおとなしい性格、 人見知りでクラス

        • コンプレックス強めのニット作家 その1

          あけましておめでとうございます。 新年早々こんな話題でなんですが このnoteは私の還暦イヤーメモリーでもあるのでまずは昔ばなしを。 誰にでもコンプレックスはあるよね。 容姿、頭脳、運動神経… 私は小さい頃あらゆるコンプレックスのかたまりでした。 大工の父と編み物が得意な母、弟3人の6人家族で物心ついたときからトイレが外にある6畳4.5畳二間の連棟長屋住まい。なのになぜか6畳を占拠するほど大きなステレオがあったり、当時まだ珍しかったエレクトーンを習わせてくれたり、母がシー

        新しい本が出ました

          めんどくさがりやのニット作家

          はじめまして、能勢マユミと申します。 2024年の8月に60歳を迎えます。 ここまできたら、もう格好つけずに いろいろゆるくぶっちゃけてもいいかなーとはじめてみました。 初回ということで自己紹介がてら ざっくりと私の仕事を説明します。 肩書きは「ニット作家」 「ニット」は一般的に棒針編みを差すのでかぎ針編みの仕事しかしていない私は (ちゃんと理由があるのでまた書きます) 正確には 「かぎ針編み作家」とか 「クロッシェ(crochet)作家」と名乗るべきなのでしょうがめんど

          めんどくさがりやのニット作家