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リスキリングとキャリア支援者の役割

経済産業省によると、リスキリングとは「新しい職業に就くため、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、
必要なスキルを獲得すること」と定義されています。最近では、IT/デジタル人材のニーズに適応するために、企業が従業員のリスキリング支援に力を入れ始めています。また、個人が主体的に、IT/デジタルスキルの獲得を目指すケースも見られます。

参考:経済産業省「リスキリングとはDX時代の人材戦略と世界の潮流
   CNET Japan「大企業が取り組むべき「リスキリング」とは?三井不動産、日本MS、リクルートワークス研究所が語る

それらの場面では、キャリアコンサルタントや人事担当者などの役割が重要性も問われています。どのスキルを何のために獲得するのか、獲得した後にどのように活かしていくのかを当事者と考え、定着支援する役割が求められているのです。言い換えると、スキルを取得しただけでは、うまく活かせないままで停滞してしまうリスクがあるということです。

昨年から、企業内キャリアコンサルティングや個人の方向けレジュメ添削サービスにおいても、DXの講座受講やIT関連資格取得後のキャリア形成のご相談が続いています。

また、企業からのニーズでキャリア支援者の育成にも関わっています。キャリア支援者は、当事者がスキルを取得後、どこでどのように役立てていくのか、自分軸と外部環境の双方を考えながらキャリア開発を行う際の伴走者として重要な役割を担います。

複数のキャリア理論と、これまでの実践を踏まえた現実的な手法をお伝えしています。