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劣等感との付き合い方、機嫌のデザインより

心が落ち着く本の一つが、秋田道夫さんの「機嫌のデザイン」です。

例えば、陰で言われる悪口は誉め言葉、という一節があります。確かに、悪口を言いたくなる時、背景には相手に対しての羨ましさもあるものです。自分自身の心の状態が良い時は出てこないのだけれど、そうでない時に、
口に出てしまうのかもしれません。何が羨ましさだったのだろう、と考えてみると自己理解が深まりますね。

また、劣等感は優越感の裏返しという一説があります。確かに、自分への期待が大きいからこそ、そうではなかったときの失望感が大きいのかもしれません。それらの、期待の大きさはどこからきているのか、考えてみてもいいのかもしれません。

何かに夢中になっている時は出てこなかった想いが、転機に直面して自分と向き合った時等に出てくるものです。

転機を乗り越えると、一皮むけた次の自分の姿に出会えるもの。時には内省の時間をもってみるものいいですね。