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【コロナ時代に生き残るための接客術】~心に残る人は選ばれる~


私たちは日頃から、沢山の人々と出会っています。
コンビニの店員さんや、駅員さんとの交流、レストランのスタッフさんなど、日々新しい出会いの連続です。

今日は、そんな『意識をしなければ一瞬で過ぎ去っていく出会い』の中で、私の心に残っているお話をさせて頂きます。😌🎁


私は昔から、お化粧や外見を整えることに疎く、
美容院も多くて4カ月に1回、半年に1回‥なんて位に、
「まぁなんとなく、適当にまとまればいいかな~」という加減。
また、以前お話した通り、貧乏生活が長かったため
そのたま~に行く美容院は、出来るだけ安いところに!と
毎回ネットでクーポンを探していました。
それに加えて、
私にはHSPの気質があり、スタッフさんから遠慮なく話しかけられるのが苦手です。
最近は事前アンケートなどで話をするのが好きか嫌いか、と聞いてくださるお店も増えたようです。私も心地よく過ごしたいので、そういった場合はちゃんと伝えております。
しかしそうでないお店の場合。
私自身は、出来るなら適度に会話を終わらせて、
あとは雑誌などを見ていたい、、
と思っているタイプなのですが
感じ取ってくれない美容師さんもいらっしゃる。
ここは本当に大事なポイント。

コミュニケーションを取ろうとしているのはわかるのだけれど、コミュニケーションって、会話だけではありません。

コミュニケーションには、言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの2つがあります。
つまり、言葉を使うもの、使わないもの。
呼吸を合わせたり、仕草や手の動きなどを相手に合わせるのもコミュニケーションの一つです。

コミュニケーションには“相手”がいます。
相手の事を思い、相手が何を望むのか、どうしたらお互い心地よくコミュニケーションとることが出来るのか、そこをしっかりと考えて、相手に合わせる努力をお互いにしなくてはなりません。
特に接客業においては、接客する側の人間が歩み寄るのは当然ですが、お客様はそうでない方がいらっしゃることも当然なのです。
そうであるならば、より一層そのお客様の心に寄り添うようにすること。
それは例えば、適度に距離を置いて差し上げることもコミュニケーションなのです。
🎀ここがうまくいけば、「この人は一緒に居て心地いいな」
と思いますし、
🎀ここが崩れると、「あ、この人とは一緒にいたくないな」
と感じてしまうのです。

前置きが長くなってしまいましたが、、😅
そんなこんなで
なかなか、接客・料金両方に満足いく方に出会えずに、毎回違う店、違う方にカットしてもらっていました。


あるときに、
またまたいいクーポンを見つけて新しいお店へ予約をしました。

当日、私はこともあろうに、寝坊をしてしまい、遅刻してしまったのです。急いでお店へ伺いました。
「大丈夫ですよ~」と、柔らかく温かく迎えてくださった女性スタッフの小林さん。
実際に接客して頂くと、なんとも適度な距離感。
カウンセリングのときにしっかりと要望をくみ取って下さり、カットやシャンプー中などは必要以上に話しかけてこず…しかし、私が少し何かを気にしていると声をかけてくださる。絶妙です。
そしてメインの仕事のヘアスタイルも、文句なしです✄💇🏻‍♀️
大満足で、お店をあとにしました。


数ヶ月後。

私はまた、小林さんのところに足を運びました。
ところが今度は、電車が遅延して遅刻…
前回と変わらず、温かく迎えてくださった小林さん。
勿論その日も出来上がりは文句なし!✨



そしてまたまた数ヶ月後。


なんと


またまた電車の遅延で遅刻、、、
信じられないでしょう?
我ながら、いい加減にして~!と思ってしまいました😱

本当に申し訳なくて、大急ぎでお店へ。
変わらずのお優しい対応。
申し訳なさすぎて、施術中に私は声を掛けました。


「本当に毎回毎回、遅刻してしまってすみません」


そうしたら、小林さん、何て言ったと思いますか?



え?!そうでしたっけ?全然大丈夫ですよ~😊」


私はこの言葉に、本当に感動しました。
遅刻続きのこと、忘れているわけはない(と私は思っています)のです、、
なのに、

◎遅刻してきているけど「大丈夫ですよ」

ではなく、

「え?!そうでしたっけ?」「大丈夫ですよ」
そんなに遅刻してきてましたっけ?
※気にするどころか忘れている!位、大したことないと思わせるような言葉


この一言に、小林さんのホスピタリティを感じ、
『私はこの方に接客してもらいたい!』と思えた言葉でした。

それからというもの、
美容院難民だった私は、小林さんという素敵な美容師さんに出会うこができたので、すでに数年通い続けています😊

そして、そのように適度な距離感を保ちながら、尚且つお客様の気持ちに寄り添うことのできる接客をして下る小林さんには、私は深い信頼を寄せています。
独立なさって今迄より少し遠い場所のサロンになっても、料金が変わっても、ご出産などでなかなか行けなくなってしまった時期があっても、
『どうせ同じことにお金を払うのならば、好きな人に、気持ちよくお金を使いたい。』
皆さんも、そう思いませんか?
だから、私は小林さんに切ってもらいたい。

そんな風に思わせてくれる小林さんには、同じ接客業に携わる人間として尊敬しかありません。
こういう方だから、沢山の方に“選ばれて”、“支持される”から、独立も出来たのだろう思います。
私はきっとこれからも彼女に切ってもらいます。


私の大好きな美容師さんのお話でした。


皆さんの心に残っている、“接客”ってありますか?
私は沢山あります。
素敵なスタッフさんを見かけると、とても心が温かくなります。
そんな素敵な接客が出来る方は、
今のAI化が進み人手がいらなくなってきたり、コロナで大変な時代でも
今後も選ばれ、生き残っていける接客のプロでしょう。

私自身もそうありたいと、強く思います。😌


今日は、選ばれる接客についてお話させて頂きました。
お付き合い頂き有難うございました🌈

ではまた次回に🙏


※美容院の遅刻、本当に反省しています、、
勿論遅刻する旨はその前にお電話しております!
お許しください…_(._.)_

つばた

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