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かまくらの家よりき、ゆっくり急いだ一年半。正式オープンを迎えました。意味のあったより道とこれから

2023年3月18日。

約1年半の構想と改修期間を経て、
かまくらの家よりきは正式オープンの日を迎えることができました…🎉

2022年12月にプレオープンして、3ヶ月間10人もの方にお試しで住んでいただいた結果、正式に住んでいただける素敵な住人の方とも巡り会うことができました。
ありがたいことに部屋数よりも多くの方に入居のお声がけをいただき、お部屋は満室の状態で正式オープンを迎えることができました

この日は、よりきをオープンするまでに関わってくださった方々への感謝の気持ちをこめて、ゆるいオープニングイベント&家びらき会を行いました🏠

このnoteでは、その日の様子と、オープンの日を迎えたよりきの今後について、ご挨拶もかねて書き記しておきたいと思います✍️

オープニングイベント&家びらき会の1日

この日は、私が場をつくりたいと思い始めた2年前から関わってくださった方々をお招きし、感謝の気持ちを伝えるため、お家を外に開きました🏠

雨の中、総勢30人ほどの方々がこの小さな家にわざわざ足を運んでくださりました。涙

ささやかですが、
食事と、お庭でとれた甘夏みかんのオレンジピール🍊をお出しして

を行いました🏃‍♂️

よりきとして、この1年半歩んできた道のりの様々な局面で関わった人たちのご縁がぎゅっとつまった奇跡のような1日でした。

言葉よりも、写真のほうが伝わる気がするので
素敵に収めていただいた写真を載せていきます🎞

写真は友人のご縁でちゃろさんに撮影していただきました📷
Special thanks…!!!!

空き家の解体→耐震工事→リノベまで
すべて担ってくださった大工さん
いつもあたたかい大家さんご家族
住民さん、元住人さんやその友人
たくさん応援してくれた鎌倉のご家族
心強いメンバーと大好きな友人たち
初対面なのにきてくださったHafHコミュの方
鎌倉にきてから出会った友人
靴でいっぱいになる玄関(きゅん)
サプライズでケーキをいただいてとっても嬉しい、、涙

よりきはオープンにこぎつけるまでに、1年半かかりました。

常に精一杯、前に進めようとしたけど、変更に次ぐ変更や、関係者の方の都合でなかなか思うように進まず、たくさんより道をしました。

いくら会社員の傍らでやってたとしても、時間かけすぎやろ笑、という意見も聞こえてきたり。

私も内心、想像より時間かかっちゃったなぁ、、と思ってました。

でもこの日に、この1年半の様々な局面で関わった人達が集まってくれている姿を見て、

この1年半の紆余曲折があったからこそ、これだけ幅広い人によりきに関わってもらえたんだと。

たくさん回り道したし、時間もかかったけど、その過程で最短距離では出会えなかった人たちと出会い、大変な時も共有し、一緒に乗り越えてきたからこその絆や信頼が積み重なって厚みとなってきたように思いました。

まさによりきのコンセプトである「より道」をよりき自身が体現して、世の中のすべてのものごとが早ければいいってものじゃないなと感じながら、オープンの日を迎えられたのではないかと。

オープンまでの時間を見ればゆっくりだけど、その間は常にいいものにしようと急いできました。

この日はそんな1年半に築いてきたものがぎゅっと詰まった、一生忘れたくない1日でした🍊

ここには書ききれないほど、よりきは沢山の人に助けられ、オープンまで辿りつけました。
本当に、ありがとうございます。
その感謝を忘れずに、ここからもよりきらしく、一歩ずつ進んでいきます。

今後していきたいこと

ここまで毎週話して進めてきた
よりき立ち上げメンバーの3人

オープンして、住んでもらえれば終わり。ではなく、むしろここからがよりきのスタートだと思っています👣

もともとシェアハウスをやろうとした私の動機である「自分も、ほかの人も満たされる場」を実現させていくこと。がここから取り組んでいくことです。

まずは、①住民の方やよりきのご近所さん(関わってくれている人たち)にとって憩いの場になること。
これはシェアハウスとしてのベースの運営にあたります。ここをまず第一に、手を抜かずに安定させていくこと。

その上で、②その人の周りの人や、ひいては遠い国の人にも想いを馳せられるような仕組み(金銭的にも、行動変容も含め)をつくっていくこと

ここ(②)が私が最も思い入れのある部分です(詳細はこのnote)。
難しく、とっつきにくい課題だからこそ、人が根源的に求める癒しや心地よさの引力で、それらの問題に貢献することこそ、いまの私ができる最大の私らしいの貢献であり、使命のようなものだと思っています。

じゃあ、実際に何をやっていくの?ということを書いていきます。
とはいえ初年度なので、足元を固めるためまずは①へのアプローチが多い一年になりそうです。
大きな問いなのでいきなり100点を目指さず、走りながら考えて、まずは思いついたことから始めていきます🏃‍♀️

1. 民泊

よりきは5人の定住者と1人(最大2人)のゲストが泊まれるゲストルームが1部屋あります🛏

これから鎌倉は紫陽花シーズン、そして夏がきますね。
「週末鎌倉に行きたいな〜」「今週は鎌倉でワーケーションしたいな」
「ちょっと東京から離れて過ごしてみたいな」
という人に短期で宿泊していただけるお部屋を、
正式には6月から宿泊いただけるように準備を進めています!

費用や申し込みなどについてはまたSNSなどでご報告しますね。
宿泊や鎌倉での短期滞在に、ご興味ある方は連絡ください〜📩

これによって、長く定住している人と外から来る人が交わり、新しい風が吹き込むと思っています。①への貢献でもあるし、金銭面では②につながる取り組みにしたい。シンプルに、その方が楽しいよねという話でもある。笑

2. イベント

ゲストルーム5畳+リビング9畳ほど
*プロジェクター、スクリーンもあり

ゲストルームとリビングを繋げると、10畳ほどのイベントができるスペースが出来上がります。

そこで、よりきのコンセプトに合うイベントをしていきたいと思っています。例えばこんなものを体感できるもの。

・季節や日常を味わうもの
・自然と交わり、癒されるもの
・消費するよりも、古いものを直したり、生み出すこと
・環境や人、途上国へ配慮したこと・もの
・遠い国が身近に感じられること・もの

過去に味噌づくりイベントをやりました

そんな趣旨のイベントや、いずれは鎌倉で活動されている方などと一緒にイベントができたらと思っています。

何かよりきでイベントを催してみたい!という方はぜひご連絡ください🍊
イベントに参加したい!も大歓迎です。

3. 余剰利益の一部をソーシャルアクションに回す

住民さんと端材で表札をつくった!

最後に、余剰利益が出た際は、平たくいうとソーシャルアクション(私たちが考える社会にとって必要な行動、にかかる費用)に使っていきたいと考えてます🌳

毎月決まった額が定めた団体へ寄付されるような仕組みは一見良さそうに見えるし仕組み上楽なのですが、それよりもそこに意思があるのか/ないのか、の方が本質的に大事だという考えに至りました。
なので、余剰利益の使い方については、その都度住民の人と話しながら、議論して決めたいと思っています♻️
手間はかかりますが、そのプロセスにきっと価値があると思うので手間との塩梅を見ながらまずはやってみます〜!

今後、もっと家を地域に開いていきたいなどやりたいことは沢山あるのですが、まずよりきとして1年目はここからスタートしていきたいと思います!

では長くなりましたが、今回はオープンのご報告ということで、このへんで。

みなさんどうぞ、これからいろんな形でよりきに遊びに来てください〜🐈🍊

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