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芸大で学び直す漫画家 #2 なぜ、今更芸大へ?

こんばんは☆彡
Mナオキです(﹡’ω’﹡)

「芸大で学び直す漫画家シリーズ」第2回目は『なぜ、今更芸大へ行こうとしたのか?』についてお伝えしていきたいと思います。

こちらについては過去に各SNSでお話をしたこととなりますから、理由をご存知の方はスルーしてしまって構いません 笑

ただ、noteを通して初めてご覧になった方は是非お読みいただけますと嬉しいです!


■プロを名乗って約20年で感じたこと


私は2003年に漫画を学べる専門学校(当時の札幌デザイナー学院)へ入学したのですが、持病のパニック障害が悪化し自主退学の上、2004年に地元の釧路へ一旦戻ってくることとなりました。

最初はベッドから起き上がるのもやっとの状態でしたが、どうしても絵に対する夢を捨てることができず、専門学校の先生にお願いをして特別に課題を出していただきながら(もう学生では無いのに…)真剣に勉強と練習を続けていきました。

その一部は漫画「ひょうひょう!」の第3巻でも描いていますので興味のある方は是非ご覧ください。

そして、2004年の秋に初めて絵の注文が入り、分かりやすくここからプロを名乗ることとしました。

その後、個展を沢山開いてきて、漫画の連載もやってきて、イラスト教室の講師なども担当させていただく機会があったり、紆余曲折がありながらも約20年間に渡って絵の仕事に携わり続けてきました。

そんな毎日を送る中でふと思ったんですよね。


私の芸術はこのままで良いのかな?…と。

実践を通して学んできたことは沢山ありますけど、まだまだ見たことのない世界(芸術)が山のようにあるのでは…ということに気付き始めたのです。


■ここがラストチャンス


ありがたいことに絵の仕事や展示をさせていただける機会は年々増えています。

漫画の仕事も今後更に増える予定ですし、絵画の方では海外からもいくつかお誘いをいただき始めている状態にあります。

そして私は生涯を通して絵の仕事を貫き通していく覚悟で日常を送っています。

だからこそ、これ以上忙しくなってしまったら物理的に真剣に勉強をする時間が無くなってしまうのですよね(汗)

しかも私は30代後半。

体力的にも20代の頃のようにはいかなくなり始めています(悲しいけど…)


以上のような理由から、時間的な点、更には体力的な点からも『今がまとめて真剣に学ぶことができるラストチャンス』と判断し芸大への入学を決断するに至ったのです。


■結論は入学して正解でした


細かいことに関しては次回以降に小出しでお伝えできればと思っています。

ただ先に結論を述べてしまうと、入学をして1ヵ月と1週間現在だけでも芸大へ入学して正解だったと断言できます。

たったこれだけの時間の間にも、普段の仕事の中では学ぶ機会の無かった仏像や日本庭園など(一例ですが…)新しい芸術の知識の引き出しがどんどん増えている状態です。

今まで経験したことの無かったレポート提出など、これから慣れていかなくてはいけない大変な点もいくつかあるのは事実ですが、それを遥かに上回るメリットを実感しています。


■思った時が勉強する時


この記事を読んでくださっているということは、少なからず大学であったり勉強であったり興味のある方が読んでくださっていることと思います。

私の人生もあなたの人生も今が一番若い瞬間ですから、少しでも学びたいと思ったことがあればどんどん学んでいくことをオススメします!

別に大学にこだわらなくても、専門学校であったり、資格取得のための勉強であったり学ぶ媒体や方法は多種多様にあるはずですから、今後の人生のために知識を深めることは本当に良い事だと思います。


…ということで、第2回目は私が今更大学へ入学した理由をメインにお伝えしてきました。

noteでは、現役の学生・受験生・学生ではない方問わず、コメントはいつでもお待ちしています。

それではまた、次回の更新で☆彡

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