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ウノスケ(右脳でスケジューリング)

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右脳でスケジューリングする手帳 『M365』は、正方形ベースのデザインです。正方形デザインは閉鎖性が強く、上下左右どこから見ても対称で、とてもシンプル、パッと見て美しく、その瞬間…
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2020年10月の記事一覧

五感を使ってスケジューリング

スマホと手帳の違いはそのガジェットのコンディションにもあります。常に一定のコンディションを保つスマホに対して、手帳は紙で出来ているので、その日の天気、気温や湿度によっても紙の硬さや跳ね返りなどに変化があります。紙に書くとき使うペンのコンディションも季節によってインクの出や発色が違うと感じるときがあります。 紙は使っていれば劣化していきます。書いたり消したりを繰り返せばその部分は紙が擦り減ったりします。手帳は指先を使って、一日に何回も紙をめくります。紙をめくるときに出る紙の音

決まっていないスケジュールも手帳に書こう

手帳の使い方は人それぞれで自由です。いろんな人の自分に合った使い方の良いところををマネして組み合わせて、自分オリジナルの手帳術が出来上がると思います。 ここで紹介する手帳の使い方は、手帳は自分の頭の中の外付けハードディスクとして使います。自分の頭の中の容量は、そう簡単に増設することができませんが、手帳だったら案外手軽に増設できます。 頭の中にあることを手帳に書き込んで、自分自身の頭の中からは忘れるのがいいのです。データを頭の中から手帳に移動させます。限りがある頭の中の容量

ルーティンを手帳に書く

「手帳に記入するような特別なイベントはそんなに多くはない」なんて思っていませんか。みなさんがつまらないと思っている「日常」こそが大切なのです。日々、やらなければいけない仕事、「ルーティン」は確かに面倒であったり、退屈であったり、気乗りしないものです。でも、それはやらなければならない大切なことです。それを怠ると後でとんでもないしっぺ返しを食らったり、面倒な用事が次々と増えたりするものです。つまらないから避けてしまうし、忘れてしまう。それは人間誰でも起こり得ることです。 だから

スケジュールは並べ替えの世界

スケジュールは並べ替えの世界だと思います。パソコンの出現で理科系の人間でなくてもコンピュータが手軽に使えるようになり、20件くらいの名簿のデータが目の前で、一瞬であいうえお順に並べ替わったり、郵便番号順に並べ替わったときの感動を今でも忘れません。 パソコンが魔法の道具と思ったのか、それから個人で扱うデータの量は人間の目では追えないくらいに増えていくと、データは並べ替えでなく検索するようになりました。けれど、どんなデータでもまず検索するという習慣は間違いでした。それは世の中の

まず「Do Nothing」を入れよう!

いよいよ新しい手帳を使います。わくわくします。 スケジューリングは、自分が主人公のエンターテインメントで、書いたことが実現するというとてもエキサイティングなことで、何より手帳をひらくのが楽しいです。楽しさのあまり、スケジュールを詰め込み過ぎない注意が必要です。 そこで、新しい手帳、新しいページに、一番最初に入れるスケジュールは「Do Nothing」、その日は何もしないというスケジュールです。何もしないといのは、引きこもって何もしないということでなく、この日1日を、この時間

手帳を毎日3ページめくる

スケジューリングの方法は人それぞれで、また手帳の使い方も人それぞれ、手帳の決まった使い方は無いように思います。日付と罫線が入っているノートを手帳といいますが、使う人によっては、集計帳かもしれません。手帳を家計簿に使う人もいるでしょう。また日記に使ってもいいわけです。手帳の使い方は自由だと思います。 あえて、手帳でスケジューリングの使い方を披露するならば、それは「手帳に書いて忘れる」という使い方です。自分の頭の中にあることを、言葉にし文字にして手帳に書いて、頭の中から忘れます

手帳で原点に帰る

夢や目標を見失ったとき、やることなすこと上手く行かないとき、原点に帰ろうとします。このようなとき、原点に帰ることは正解だと思います。原点に帰ってもう一度、夢や目標を見直す、今まで道のりを振り返って考えることは、智恵の一つではないかと思います。 問題は、そのとき帰ることができる目に見える原点があるかどうかです。 自分の原点は、自分が努力を積み重ねた場所の場合もあるでしょう。どんな自分でも受け入れてくれる仲間や家族のところかもしれません。一番身近な自分の原点は、自分が歩んでき

スケジューリングは3つの「e」

スケジューリングは、自分の夢を実現するために、目標を達成するために、自分自身の未来の行動を一つ一つ決めていきます。自分の頭の中で思っていることを、言葉にして、文字にして手帳に書きます。そして、その日が来れば行動を開始します。これは素晴らしいことです。この夢に向かう、目標を達成するための行動を努力といいます。そして、小さな努力の積み重ねを「ベストを尽くす」といいます。手帳は正に自分自身の小さな努力の積み重ねが記録されています。自分のベストを尽くした証の手帳を手に取って見ることで

手帳を毎日3ページめくる

スケジューリングの方法は人それぞれで、また手帳の使い方も人それぞれ、手帳の決まった使い方は無いように思います。日付と罫線が入っているノートを手帳といいますが、使う人によっては、集計帳かもしれません。手帳を家計簿に使う人もいるでしょう。また日記に使ってもいいわけです。手帳の使い方は自由だと思います。 あえて、手帳でスケジューリングの使い方を披露するならば、それは「手帳に書いて忘れる」という使い方です。自分の頭の中にあることを、言葉にし文字にして手帳に書いて、頭の中から忘れます

空いている正方形を埋めたくなる右脳の仕業

手帳には、スケジュールを鳥の目のように一覧で見る年間カレンダーと、魚の目のように流れで見る月別のカレンダーと、1日を虫の目のように細かく見る日別カレンダーがあります。 右脳でスケジューリングする手帳の月別のカレンダーは、横7列×縦7行の49ケの正方形で出来ています。1ヶ月は多くても31日ですから、日付の書かれていない空いている正方形は18ケあります。49ケの正方形のうち3分1は余白です。 49ケの正方形からなる月別カレンダーでスケジューリングするとき、7×7のカレンダー全

日本人の智恵

日本人の智恵とは、どのような智恵でしょうか。 日本人の智恵は沢山あります。毎日使う手帳は、「人生を豊かにする」道具です。その中で、手帳作りに活かした日本人の智恵は、 ・漢字、ひらがな、カタカナの文字 ・手先が器用 ・道具を大切に使う ・日本製のモノ ・仏教の智恵 ・祈る です。 漢字、ひらがな、カタカナの文字手帳には、頭の中で考えていること、思っていることを、言葉にして文字にして書き出します。手帳ですので手書きです。手書きいいです。日本人は「漢字」と「ひらがな」と「カタカナ

知恵と智慧

「知恵」と「智慧」、読み方は同じですが意味は違います。本郷陽二さんの『暮らしの中の仏教語』より引用しますと、「知恵」は「正い判断を下せる能力」や「頭のよさ」という意味なのに対し、「智慧」は「ありのままに正く物事を認識し、真理を見極める能力」のことになります。つまり「智慧」は「知恵」より、はるかに広範囲の能力を表しています。 私たちの日常生活の中には、先祖代々伝わる豊かに生きる智恵があると思います。しかも、特に日本人には日本人独特の日本人の智恵があると思います。その智恵を自分

手書きの手帳をあえて復活する

誇大広告でもなんでもなくスマホを使えば実に多くのことが便利になります。でも、一度その便利さと距離を置いてみると新たな発見がでてきます。 スマホの便利さを顧みると、実家を出て新しく部屋を借りたときのことを思います。実家から古い道具をわけてもらって、それでも足りないものは新調しました。はじめは不自由であっても給料日の度に新しいアイテムを買いそろえていく。日曜日が家具選びにつぶれてもったいないようでも自分の部屋を自分好みに変えていく作業は最高に贅沢で貴重なものでした。今日では大型

右脳を使って未来を見つめる

毎日スマホを見るように、手帳も毎日開くでしょう。 スマホを片時も離さずその画面を見るのは、Facebookやtwitter、インスタグラムのなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の画面が見るたびに違うから、前と同じでないから、ちょっとワクワクするからではないでしょうか。でもそれは自分の事ではありません、他人の事ことです。手書きの手帳も使い始めると、あっという間に開くたびにワクワクするようになります。それは、スマホと違い手書きの手帳は自分の事だからです。自分にこ