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育休中に初めての転職をした話①

初めに

2020年のクリスマスから産休&育休を取得していた私。そこから約1年経過した今、転職活動を終え、新しいキャリアのスタートを切ろうとしています。

やっぱり、育休中に転職活動するというのは、休ませてくれている会社、そして私が担当していた仕事をやってくれているメンバーに申し訳無いことだという感情はありました。

だけど、私の人生は私しか責任を取れない。そして、人生は一度っきり。

何なら明日死ぬかもしれない。だったら、やりたいことをやろう。

そう、何度も自分に言い聞かせて、転職活動をしていました。

転職活動を終えた今、この約1年間を振り返ってみると、すごく意味のある時間だったな、と感じています。

ここまで「自分の人生をどういうものにしたいか?」と真剣に考えたことは無かったです。

転職活動って、結果的に転職しないことになったとしても、とても良い経験になるなと感じました。

そして、育児しながらだって、育休中だって(育休中だからこそ)、転職活動はできました。

私自身、転職活動を始める前はとても不安でした。初めての転職だったからノウハウも無く、なおさら。 

だからこそ、自分の経験を伝えることで誰かの参考になれば良いな、と思って発信します。

私がやったことを時系列で並べると、こんな感じです。一つ一つ、詳しくお話していきたいと思います。

・自己分析
・エージェントとの面談
・キャリアコンサルタントとの面談
・応募書類作成、面接準備
・子どもの預け先確保
・求人申し込み→面接→内定

転職を考えたのはなぜか?

まず、私が転職を考えた理由について。

私の職種は総合職で、全国転勤がありました。

入社して初めての配属は東京、2年後に名古屋へ転勤。
東京時代に付き合った同じ会社の同期の彼も、私の後に大阪へ転勤。
名古屋と大阪で遠距離恋愛をし、その後結婚。

結婚したならば、やっぱり一緒に住みたいと思っていた私たち。
だけど働く場所を選べる職種では無かったので、名古屋と大阪の間をとって京都で暮らすことにしました。

だから私は、京都から名古屋へ新幹線通勤をしていました。

基本毎日出勤するスタイルでしたが、京都駅から名古屋駅は約30分、ドアtoドアで1時間半だったので、やれないことは無かったです。

仕事は人事で、人事制度の企画・運用、労務管理などをメインに行っていました。

仕事自体は、「自分のやりたい事がやれてるのかなぁ…?」っていう疑問を感じる瞬間は多々あったけど、でも人に関わる事は大好きだし、この会社で働くんだったら、人事が1番向いてるかなぁ…と思っていました。

だけど転機は訪れます。結婚して約2年後、子供を授かり、お休みに入ることに。

「子供が生まれたら、京都に子供を置いて名古屋に出勤することなんてできるのだろうか…」 

そんな不安が、私の心をよぎるようになりました。

「子供って、しょっちゅう熱出して保育園から呼び出しがあるって聞くし、名古屋から京都まですぐは帰れないし、現実的に考えると大変だよなぁ…どうしよう…京都で働くっていう選択肢もあるのかなぁ…」という考えが、日を追うごとに強くなりました。

エンドレス自己分析

そして、産休に入ってからは毎日、自分と向き合い考えました。

「今の会社で働く選択肢はあるのかな?もしも転職するとしたらどんな仕事ができるかな…どんな会社で働きたい…?私のやりがいって何だ…そもそも、将来どこでどんな生活を送っていきたいのか…」

などなど、考えても考えても答えはなかなか出ず、ノートに自分の考えを書き出してみては、「本当にこれが私の想いかな?」と自分が書いた事に疑問を持って、更に深堀りしたり。

終わりの無い自己分析をする日々でした。

初めての出産・育児を経験

出産が近づいてくると、出産のドキドキや我が子に早く会いたいという気持ちから、転職の事はひとまず休憩。

あれやこれやしてるうちに出産し、初めての育児に奮闘し、あれやこれやしてるうちに生後半年を過ぎました。(本当に、今思うと一瞬で過ぎたこの期間。想像よりも壮絶だった出産エピソードはまた別で投稿したいな…)

とりあえずエージェントに相談

気付けば我が子も生後6ヶ月を過ぎた9月頃、復帰の時期を考えると(保育園入園ができる4月を想定)、そろそろ行動せねば…と、自分の中で考えているだけだった状態から脱出し、何かアクションを起こそうとしました。

その時のモヤモヤした気持ちを整理する上でも、とりあえず人に話してみようと思って、転職エージェントの面談を申込みました。
(使ったエージェントはリクルートエージェントです。担当の方の印象が良かったので、エージェントはリクルート1択にしました)

面談の中で、「転職時期を考えると活動を本格化させるのは12月頃ですね」と聞き、まだ時間があるから、転職するにしてもしないにしても、実際にどんな企業で働く選択肢があるのか調べておこう。という結論に至りました。

またこの時、エンドレス自己分析の結果として「私が仕事で成し遂げたいことは、目の前の人をサポートしたり、その人の人生をより良くすること」ということは分かっており、キャリアコンサルタントという仕事にとても興味を持っていました。

エージェントの方にその話をすると、キャリアコンサルタントの資格取得の勉強はオンラインでもできるので、今から始めてみても良いかもとアドバイスをもらい、キャリコンに関する情報収集を始めました。


②に続く・・・


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