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マランゴーニ・ミラノでマスターを取得した話 Vol.3

業界では有名なファッションスクール、Istituto Marangoni で、2019年秋からマスターコースを受講し始めた私。2020年2月、ファッションのことも専門分野もわかってきてやっと楽しめる!と思ったミラノ・ファッションウィーク直前、”新型ウイルスCovid-19の感染者をイタリアでも確認”という速報が流れる… 
Vol.3では、マランゴーニのコース受講中にコロナという緊急事態になり、変化した日常や学校の様子などを書き残しておきたい。

マランゴーニってどういうところ?という記事は Vol.1 に、
1年間の流れやバイイングコースについての記事は Vol.2 に書いたので、ぜひそちらも読んでください。🌷

*追記*閲覧数が多く大変嬉しいのですが、これは有料でいいと思う!というお声を複数いただいたため、有料記事にさせていただきます。ご理解ください。

i. イタリアのコロナ事情(簡単に)

新型コロナウイルスが確認されてからすでに1年以上が経つ。中国で見つかったウイルスも国境を次々と超え、2020年春にはイタリアはヨーロッパの中でもダメージを大きく受けた国になってしまった。特にミラノより1時間ほど北のベルガモという街は病院や墓地にスペースがなくなってしまうほど被害が大きくなり、不幸にもその状況に注目され有名になった。

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