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ノート歴15年以上のわたしがおすすめしたい「ジャーナリング」の方法と効果


偉そうになが~〜〜〜~~く書いちゃった!(3500字)

要点だけつまみたい方は、「ジャーナリングの方法やコツについて」「ジャーナリングの効果について」を読んでください!

はじめに

気が付けば、ずっとずっと書くことと隣り合わせの人生です。書くことを辞めたら、恐らくわたしは健やかに生きていられないであろう。必須で、習慣。

自分の気持ちを綴ったり、日記を書いたりした最初の記憶は小学校1年生の時の「せんせいあのね帳」。書くのが楽しくて大好きだったのを覚えている。

母がまだ保管してくれていました 

その次の記憶は、小学校6年生。(多分小2~小5までも色々書いていたとは思います。記憶ないけれど。)「夢ノート」とタイトルを付けて、達成したいことや頑張りたいことを書きだして、達成するためにはどうしたら良いかをまとめたりしたノート。

そこから現在に至るまで、紙のノートをたいてい持ち歩いています。

使ってきたノートたち(一部)

ノートオタクから、書く行為オタクになった

中学生の頃から、ノート術にまつわる本を色々と読みました。そこでおすすめされる手帳やノートを色々試してみたり、マスキングテープでノートを可愛くすることが非常に楽しかった。100均のノート、無印のノート、ほぼ日手帳、あな吉手帳、バレットジャーナル、自分手帳、トラベラーズノート、ロルバーンと本当にさまざま試した。

が、次第に「ここにはこう書きましょう」「この手帳を使いましょう」という筆者が示す縛りがしんどくなりました。その頃にはもう、「書くという行為による効能」が実感できれば、ノートの書き方やフォーマットなど何でもよいと気が付いたからだと思います。それに、分野別でノートを使い分けることもできなくなりました。

それからは、「日付ベースで管理する」というただそれだけを設定することに。ノートも100均や無印で買えるような手頃なノートに原点回帰して。

詳細はこちら↓

とにかく頭の中に思い浮かんだこと、出来事も感情もなんでもを、自由に紙に書きだす行為を「ジャーナリング」と呼ぶと、ある時知りました。

以降、分かりやすいので、この言葉を使いたいと思う。

わたしが健やかに生きるために必要なことは「ジャーナリング」なんだと思います。というわけで、ここから、わたしなりのジャーナリング術を書きます。

ノートたち

ジャーナリングの方法やコツについて

1.何を書けば良いのか

今思うこと、考えたいこと
食べたい、寝たいといった感情・今日の過ごし方・恋愛・仕事などの日常生活について
もやもやすること、しんどいこと
普段はとりあげないようなちょっとしたもやもやも、しんどくても書きだしてみる
今日話したこと
今日誰と会って、どんな話をしたか
テーマを設けてもOK
好きなカフェについて 好きな音楽について など

ノート(紙)とペンを用意して、とにかく書いてみる。箇条書きでも文章でも、体裁は何でもいい。ペンの色も何でも。何を書くかは、わたしの場合は大体こんな感じです。大切なのは、まずはペンをもって書き出して、日付を書いてみることだと思います。あとはその時に応じて。

2.いつ書けば良いのか

◎朝起きて通勤前に15分だけ
◎夜寝る前に15分だけ
◎始業前に
◎もやもやした瞬間に

これはうーん、自分のペースで習慣にしていけば、いつでも良い。筋トレや貯金や楽器の練習と同じで、コツは「はじめること」と「辞める理由を探さないこと」だと思う。

3.ポジティブな感情も、ネガティブな感情もOK

ノートに対してのアウトプットは誰のことも傷つけないので、倫理的にアウトなことも、ネガティブなことも書いて大丈夫です。逆に、誰のことも傷つけないので、他人に対してのマウントや挑発的なことを書いても大丈夫です。

ポジティブが良い、ネガティブが悪いということはなく、今感じていることを素直に吐き出して、なぜそう感じているのかを深掘りすることに意味があると思っています。

わたしはマイナスな気持ちを書こうとすると書けないことが多い(人に愚痴をこぼすことは割とできるのに…最低だ。笑)。逆の人もいると思う。なかなかポジティブが書けない人。

その感情を「認めたくない自分」「認めてはいけないと決めつけている自分」がそこにはいるのだろうね。ありのままの自分を見つめるのは体力のいることです。

4.蛍光ペンや付箋を使って読み返す

書いたノートを読み返さず処分するのもありですが、わたしは後から読み返したい派なので基本は捨てずに保管しています。ノートを読み返して、「あっいいな」「わたしってこんなこと考えてたんだ!」「なんとなくこのページ好きだな」と心が動いた部分には蛍光ペンで線を引いたり、付箋を貼る。そうしたら自分の身になった感じがして楽しい◎

5.思うこと・感じることと、書くこと(言語化すること)の間には距離がある

書きたいのになかなか書けない!言葉が出てこない!という時。

綺麗な文章を書かなければならないというわけではないため、全然問題ないと思う。

でも、その度に「思っていること・感じていることを言葉にすることは、こんなにも難しいんだ、距離があることなんだ」と痛感することは、大切なのかなと思っている!

ノートと向き合っている時間ですらこんなにも難しいのだから、人との会話の中で過不足なく自分を分かってもらおうと期待するのは傲慢です。

でも、やっぱり期待してしまうので、少しでも思考と言語の間の距離を縮めたい。…となると、書くことを続けることがいかに大切かと思い直す。

(あえて言葉にしない、という技術ももちろんあると思うけどね!でもそっちの方が、よっぽど高度な技だと思う。)

ジャーナリングの効果について

自己分析になる、頭の中を整理することができる、問題が解決する、行動できるようになる…などなど色々あると思うけれど、もう少しオリジナルに考えてみました。

1.ものごとに対しての感度が高まり、毎日の充実度が深まる

「何もしていない」と思うような日でも、書いてみると、面白いこと、気になったこと、もやもやしたこと、ちょっとした会話…など、日々の暮らしの中には、心が動く瞬間がたくさんあって、そういったことに「向き合った」という事実が蓄積されていく嬉しさがあります。例えネガティブなことばかり書いていたとしても、です。

2.自分に自信が持てる

ノートを読み返すと、「日々を一生懸命過ごした結果が今のわたしなんだ」と思える。「あの瞬間の精いっぱい」が自分の字で、自分の言葉で残っている。だから失敗しても落ち込んでも、「あの時の自分」の考えや行動の誤りを認めることはするけれど、それを責めることはないです。

3.「過去の自分」という比較物があるため、他人と比べなくなる

誰かと比べてしまいそうになった時、ノートを開くと過去の自分がそこにはいて、過去と今の自分を比べて成長を感じることができる。

今となっては他人と比べることは全くなくなったのですが(笑)、中高生の頃は何かと周りと比べて落ち込んだり焦ってしまうことも多かったし、周りにうまく相談できないことも多かったので、そんな時にノートが側にあって本当に助けられました。

4.今は役に立たなくても、役に立つ時がくる

ノートを書いていて良かったなとはっきりと実感したのは、最近の出来事で言うと就職活動!働くことに対する自分の価値観を掘り下げることも、何が得意で何が不得意かを知ることも、説明会で聞いた素敵な言葉を書き溜めるのにも、ノートはすごく役に立ったし、「人生のエピソードの貯金箱持ってて良かったー!」と思いました。
ESを書くときは過去のノートを読み返してまとめただけだったので、エピソードを思い出す手間も省けたし、でっちげることもなかったし。

今、就活中当時のノートを読み返すと、自分がどうしてこの仕事をしたかったのかを思い出させてくれます。「忘れてた、また頑張ろう」と今は思っていますが、「当時の価値観とはもう全く違うな…」と思い出したら転職のタイミングなのかな。

「書く行為」について、わたしが影響を受けた本

最後に、それ系の本は、ほぼひと通り読んでいる(つもり)ですが、中でも影響を受けたなと思う本を紹介します。

↑ これは、中学生の頃大好きだったなあ。

【就活中の人へ】

↑自己分析の質問が網羅されている!超しんどかったけど、就活の時に時間かけてやりました。

おわりに

友人に「自己分析の方法を教えてほしい」と言われて、「えっノート書くとか"普通"のことしかしてないよ」と言ったら、その普通を知りたい、みんな知らないよって言われて、それで書いてみました。そういえばわたしも、例えば筋トレしたいなと思ったとき、「普通の筋トレ」がなんだかよくわかりません。「自分にとっての普通は、誰かにとってそうではない」それはよくある話だということを改めて認識させられました。

自分の経験は世に還元していきたいと思うタイプ(笑)なので、今後も「書くこと」については積極的に発信していきたいなと思います。

以上わたしの #日々の大切な習慣  でした。

今日もお疲れさまでした♩

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