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成功する経営者は悲観的で不安持ち?

みなさんこんにちは儲かる会社で起業する!起業コンサルのそうすけです。
今回は『成功する経営者は悲観的で不安持ち!?』をお送りいたします。
先日、Yahooニュースでこんな記事を見つけました。

起業家を対象としたある調査で、回答者の大半が、自社が成功する確率を7割以上と見積もり、3分の1が10割と断言しておりますが、実際には、起業の成功率は1割程度でしかない。こうした過信を正当化するために、人は実際の確率を軽視し「努力しだいで必ず成功できる」と自分に言い聞かせる。意外にも、「自分の会社は失敗するのではないか」と予想していた起業家は少なくない。ジェフ・ベゾスはアマゾンが成功する確率を約3割と見積もっていたし、イーロン・マスクは「テスラ」と「スペースX」が成功する確率をわずか1割と見ていた。ベゾスやマスクはなぜそのように考えたのだろうか。どうやらカギは、成功の確率を冷静な目で見ることにあるようだ。

Yahooニュース

というものです!実際に僕の周りにも自信がなかったり悲観的な人の方が成功している傾向にあります。

そんな、小さくとも成功している僕の周りの成功者とジェフベゾスやイーロンマスクには共通点があります。

そのあたりを紐解いていこうと思います!

悲観的だとなぜ良い?のか?

まず悲観的やマイナス思考がなぜ成功を呼ぶのか?これは以前の記事『儲けたければ自分を信じるな!』や『自社商品に自信があるほど陥る販売不振』の記事で全てを語っています・・・が、

要は冷静に現実を見ているか否か?なのです。根拠のない自信や情熱は行動を起こす起爆剤にはなりますが、時にその自信や情熱は現実を歪めて盲目的になり、冷静に市場を研究分析しての判断能力を欠いてしまう場合があり、リスクを無視して飛び込んでしまう場合があります。

その反面、悲観的に物事を見ているとリスクやデメリットを見ているので、これをしたらこれだけのリスクを背負うな…、こんなデメリットがあるな…と分かっているのです。

つまりこの先に落とし穴があるな…とか、この先はイバラの道だな…を先に知っておくことができます。

しかし、この時点でリスクやデメリットばかり見ていると多くの人は起業しようなんて思わなくなります。十中八九、行動に移っていきません。ではなぜベゾスやマスクはそれでも事業をやっていこう!と思えたのでしょう?

目的は成功ではない!

それは『失敗しても世の中が前進する為には価値があると思うから!』だそうです!

通常起業に大切なことは勝算です。

多くの人も成功する可能性が高いから起業する…と思うでしょう。それも間違いではないです。僕のnoteでも研究・分析・検証・情報収取や再現性や仕組み化して勝率の高いもので起業する大切さは口が酸っぱくなるほど言ってきました。

モチベーションやマインド論でも「必ず成功できる」という自信が、困難や失敗を乗り越える力になり、最終的に継続できたものが成功を手にできる。逆に失敗する可能性にばかり目を向けていると、モチベーションは薄れ、最終的に継続が苦痛になり失敗してしまうことになる・・・と多くの成功論でも言われています。

なのになぜベゾスやマスクは大成功を収めたのか?

それが起業の目的が、経営の成功ではないからです。つまりモチベーション動機が成功とか儲けるではなく、社会全体が前進する価値があるという事です。イーロンマスクの言葉そのままを言うと『わずかであれボールを前に動かせるのなら、たとえ僕たちの会社が倒産したとしても、どこかの会社がバトンタッチしてそのボールをさらに前に運んでくれるかもしれない。だとすれば、なおさら挑戦する価値はある』

・・・と言っています。

成功するか否かではなく『挑戦する価値、賭ける価値があるか?』なんです。

そこにモチベーションをおいているので、確実に成功できるという確信、または根拠のない自信でテンションを高く保たなくても「成功してもしなくても、自分は賢い賭けをしている」という部分に価値をおけるわけです。

おそらく今後の社会で、今までのような自己啓発的なポジティブシンキングより、こちらが主流になってくるのではないかな~と僕も思います。

なぜかは現実が物語っているからです。いくらポジティブシンキングになっても起業の成功率は1割なのですから、ある意味、悲観的に冷静にリスクを分かったうえで起業する方が賢い選択と言えるかもしれません。

というわけでありがとうございました。もしこのnoteが役に立つなと思って頂けましたらフォロー&スキの方よろしくお願いいたします。ツイッターもしております。よろしければそちらのフォローもよろしくお願いします。TwitterのDMで相談も随時受け付けております。それでは、起業コンサルのそうすけでした~!また次回


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