自社商品に自信があるほど陥る販売不振
みなさんこんにちは税理士法人MMI営業企画部起業コンサルそうすけです。
本日は『自社商品やサービスに自信があるほど陥ってしまう販売不振』についてお伝えしていきます!
自分の会社の商品やサービスに自信がある!
これは当然ですし何も悪い事はありません。
ではなぜこの『自信』という思いが販売不振を引きお起こしてしまうのか?について次の3点でお伝えいたします。
①商品力の自信は売れると言う自信ではない
売り手側の視点で『これは素晴らしい商品だ』と思う。
しかし、だからと言って売れるとは限らないのです。
ズバリ言ってしまうと商品力に自信があるのは、ただの自己満である可能性が高いのです。
つまり自分は売れると思っているけれど、世間で受け入れられるかどうかは別問題!ということです。
もちろん商品の力のみで売れる場合もあります!
しかしそれは希少と言ってもいいでしょう。
統計的にも多くの事業衰退が販売不振によるものです。
売れないかも…で起業する人はいないですよね!誰もが自分の商品が売れると思っています。しかし現実は売れないことなどザラにあります。
これが2番目の『自信があるが故に盲目になる』に繋がってきます。
②自信があるが故に盲目になる
商品力の自信を通り越して、過信していると『良い商品であれば売れる』という思い込みに支配されている可能性があります。
それはすなわち、リサーチなどしてデータを取る事やエビデンスのある数字を軽んじてしまう傾向に繋がります。
『この商品は絶対売れる』とか『これは絶対必要とされる!役に立つものだ!』と根拠のない自信は『売れるはずだ・・・』という固定概念や執着になってしまいやすく、世間のニーズからかけ離れてしまう可能性があります。
つまり簡単に言えば世間からは求められていないものを売っているケースが多分にあります。
③商品がよければ売れるという誤った思い込み
商品がいいことに越したことはありませんが、それはイコール売れるものではありません。むしろ悪い物でも売れまくることさえあります。
例えば某ファストフード界の王様を例にとってみましょう。
ファストフードが身体によくないのは誰もが知っています。しかし長い年月売れ続けています。ファストフード界の不動の王様です。
しかし同じような商品や価格帯でも衰退していったものもあります。商品やサービスの質は同じでもこのようなことが起こります。
また、身体に良い物でもまったく売れないものなど沢山あります。なぜこのようなことが起こるのでしょう?それは消費者の心理を掴んでいるからです。
まず①消費者が欲しがるものを売っている。
そして②欲しがるように売っているです。
更に③また欲しくなるようにする仕組みづくり
健康によいかどうか?より便利でお手軽で安価で、それなりに美味しいか?が重要です。更にそこにマーケティングやブランディングなどを戦略的に仕組化し、不動の地位を手にいれました!
言い方は悪いですが、このように健康によくない(言い換えれば悪い商品)でも売れるし世間から認知され好まれ愛され続けることができるのです!
さて僕は経営者時代、悪い意味で商品に根拠のない自信がありすぎました。
商品が良ければ売れる!という思考になり、過信は人の意見を聞き入れなくなり、むしろ意見を言ってくる人にイラッすらしていた。
「そんなこと本当にある?」と思うかもしれませんが、実は僕だけではなく傾いていく会社の経営者にはよくみられる傾向です。
更に、売れない事実を認められず他社に嫉妬しだす!こうなったらもう末期です。事業をやめるか本質的な経営者マインドを学びなおした方がよいです!
というわけでありがとうございました。もしこの記事が役に立つなと思って頂けましたらフォロー&いいねの方よろしくお願いいたします。Twitterもしているのでよろしければフォローの方よろしくお願いいたします。TwitterのDMで相談なども随時受け付けておりますのでご遠慮なくご相談ください。それではまた次回!税理士法人エムエムアイ営業企画部の起業コンサルそうすけでした!また来週!
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