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僕の恥ずかしい失敗談PART4『出版メディア編』
みなさんこんにちは起業コンサルそうすけです。
本日は『僕の恥ずかしい失敗談PART4出版メディア編』をお送りいたしたいと思います。今回は、事業そのもので失敗したというより、ツールの扱いを失敗したお話です。
実は僕・・・けっこう商業出版をさせて頂いております。(;^_^A
ジャジャン!!
![](https://assets.st-note.com/img/1659056654959-SXzHLXBH9M.png?width=800)
この中の上段4冊と下段左1冊は全部紙書籍として本屋にも並んだもので、このほかにも電子書籍やコンビニ限定書籍を含めるとあと10冊くらいは出版させて頂きました。
その他メディアに関しては、BS-TBSの情報番組で特集組んでくれたりとか、NHKドラマのモデルにもなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1659056836272-xi54KNgRGR.jpg?width=800)
しかし・・・商売は上手くいかなかったんです!
特に最初の本を出す時なんて『出版されたらお客さんがわんさか来る!』なんて妄想していましたが、本当に妄想で終わりました。問合せすらなかったです。(笑)
ここでお伝えしたいのが『武器は強い人が持つから威力が増す!』です。
本を出したから売れる!とか、メディアに出れば売れる!なんてことはハッキリ言ってありません。
売れている人が本を出すから本も売れるのです。
有名人や有名社長が出す本だから売れるのです。
無名の人間がいくら商業出版しても、その本がバカ売れするなど稀の稀です。
更に商業出版ならまだしも自費出版や共同出版などは99%売れません。なぜか?その仕組みを少しお話します。ただあくまでも僕の場合であり、電子書籍の認知度や一般への普及も、まだ少なかった時代の話になりますのでご了承下さい。
出版するという事
僕の場合、まず出版エージェントなるものと繋がりました。これは著者と出版社を繋いでくれる人です。そもそも無名の人間が出版社に原稿を送っても見てくれさえしません。そこで出版社に多少顔のきく出版エージェントに企画書を渡し、売り込みに行ってもらうのです。ちなみにエージェントへの料金は千差万別です。成果報酬の人もいれば成果の有無に関らず初めに料金がかかる人もいます。
そして出版社が売れるかもしれない!と思ってもらえて出版が決まります。諸々細かいことは割愛させてもらいますが、打合せや修正を何度もして本が完成したとします。その後、出版社の営業部隊が本屋に売り込みに行ってくれます。
そして本屋に本が並ぶわけですが、ここで出版社の営業力がものを言うわけです。つまり営業にどれだけお金をかけてくれるのか?です!例えば新聞広告や電車の中吊りに公告を出してくれたり、本の帯に有名人のお薦め文句を付けてくれたり、営業マンが積極的に営業してくれたり…ということです。
ここまでで僕は出版エージェントに料金を支払っただけで、出版社には一切お金は支払ってません。これが商業出版です。ちなみに紙書籍の場合、売れた冊数ではなく刷った冊数で印税がもらえます。電子書籍は売れた分だけの印税になります。
なので出版社も売らなければ儲けにならないので一生懸命売ろうとしてくれるのです。
ところが自費出版や共同出版つまり折版で出資する出版は、その時点で出版社に利益が確定しています。なので出版社は営業や宣伝に経費をかける必要がないんです。なので99%売れないのです。
もう一度言いますが!あくまでも電子書籍と言う概念が、まだ少ない時代の話です。今はおそらくちょっと違ってきてると思います。
間違いの始まり
さて大事なのはここからです。出版できたことは悪い事ではないです。むしろ良いことです。ここで無名の僕は本を売ろうとしてしまった!これが間違いです。本が売れるように本屋をめぐってポップを置いてもらったり、目立つ場所に移動してもらったりもしました。しかし僕一人がそんなことしても限界があります。(※ちなみに著者が本屋に挨拶に行くのは本屋からすると迷惑でしかないようです。)…(;^_^A
この過ちの本質は目的と手段があやふやになってしまったことです。
僕の目的は事業の成功です。本が売れる事ではありません。でもその当時の僕は『本が売れさえすれば・・・』という思考だったので、目的が本を売る事になっていました。
ここで初めに言った『武器は強い人が持つから威力が増す!』なのです。
弱小貧困な僕がいくら強力な金棒を持っても振り上げる事すらできません。まずは金棒を振り回せる力を身につけなければならなかったということです。
ではどうすればよかったのか?
そのためにもラッキーで手に入れたこの出版をどう使えばよかったのか?
ひとつの方法としてバラまけばよかったのです!大量に買い取って出会う人全てに名刺代わりに本をプレゼントすればよかったのです。
当時の僕はリスクを背負わずに本を売る事ばかり考えていました。ここで、大量に買い取り、配りまくるというリスクを背負っていれば、名刺を配るよりはるかに大きい印象付けができてたはずです。
・・・と言うように、自分の今の力量や立場の熟知と、それに伴う戦略、得た武器をどう使うかの戦略が経営には不可欠です。起業当初から虚勢を張り、本を出して更にいい気になっていた僕は本当に大バカ者でした。
メディア出演も同じです。自分を露出・披露することに躍起になるのではなく、メディアが、そして視聴者が何を求めているのか?それを踏まえて自分はどう振る舞うことが宣伝広告として一番活かせるのか?の視点で戦略を立てることが大事です。
戦略
さて最後に、現代で出版を活用するにはどんな方法があるのか?超超超簡単にですが話しておきます。
今はKindleで誰でも電子書籍を出版できます。
しかし、ただKindle本を出しても売れません。
売るためにはSNSである程度インフルエンサーになっておきましょう。
SNSインフルエンサーになるためには現実での実績があることが大切です。
はい・・・そういうことです。
小説家などは、まったく別の話になりますが、ビジネス書系は今も昔も、出版メディアで火をつけて事業を成功させようと思うことが間違いです。
もちろんそうなる人もいますが、何度もいいますが稀です。宝くじと同じです。
つまらない話になるかもしれませんが、結局は堅実に着実に自分の事業を成長させていくことの方が確実です。
というわけでありがとうございました。もしこの記事が役に立つなと思って頂けましたらフォロー&イイネの方よろしくお願いいたします。Twitterもしているのでよろしければフォローの方よろしくお願いいたします。TwitterのDMで相談なども随時受け付けておりますのでご遠慮なくご相談ください。それではまた次回!起業コンサルそうすけでした!また来週!
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