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はじめてのフィルムカメラ。

初noteです。

簡単にいうとフィルムカメラってエモいなーって話なのですが
せっかくこれまでにない感覚とかきっかけをフィルムカメラによって得られたので、文章に残しておこうと思います。
フィルムカメラをはじめようかなーって考えたり、興味を持っている方の後押しになれれば幸いです。

元々カメラ・写真は好きで、デジタル一眼レフでの撮影は趣味でした。
撮ったものをスマホに取り込んで、VSCOってアプリがあるのですがこれがなかなかに使い勝手がよくて。
それでプリセットあてていい感じにして、家族に共有したり、SNSにあげたり。まあみなさん経験があることだと思います。

・VSCOのマイページ
https://vsco.co/mmimmimimimi/gallery

写真加工あるあるだと思うのですが、フィルム調にしがちじゃないですか?
私は世代的には、子供の頃ぎり写ルンですを使っていたなーというくらいで、デジタルの方が馴染みがあります。

それで、この潜在的にあるフィルムへの憧れはいったい何なのだろうか。
と不思議に思ったわけです。
一度くらいフィルム撮影を経験しておきたいな、とも思ったわけです。
購入した時期は2020年の6月ごろだったのですが、コロナによって先が見えない中で、形あるもので写真を残したいなという気持ちもありました。

初フィルムカメラを購入するにあたり、機械式への憧れもあったのですが、
・初心者なので気軽に簡単にしっかり撮れること
・気軽に持ち運べるコンパクトサイズであること

この2点に絞って機種探しを始め、中古サイトなどを巡った結果、このカメラと出会いました。

・Konica BiGmini F

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1.電源入れる
2.シャッターボタンの半押しでピント合わせ(AF)
3.シャッターを切る

初撮影時の感想は「え、おわり…?」でした。
ちなみにその時の写真がこれです。
(使用フィルム:FUJIFILM SUPERIA X-TRA 400 )

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「うん、ちゃんと撮れてる。」
この感想はもちろん現像後のことです。

フィルムは撮ったその場での確認ができないので、そこからは不安になりつつも、まず現像に出すことを目標に身の回りのものを撮影していきました。

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ここでデジタルにはなかった感覚として、フィルムの36枚という制限です。
(種類によっては24枚、27枚なども)

早く現像に出したいのでどんどん撮っていきたいと思いつつ、1枚も無駄にしたくないなという感覚。
ファインダー覗いて「とりあえずシャッターきるか」というのがフィルムだとおきなかったんです。

そんなんで購入から3週間くらいでようやく36枚を撮り終えて、初現像へ。
現像はこちらで。トイラボさん https://www.toylab.jp/

フィルム発送して1〜2日目にはお店へ到着、平日ならその日中に作業してくれてダウンロード可能になります。

初めて仕上がりを見た時は感動しました。
それと同時に、これまでデジタルでフィルム調に加工していたものはあくまで"調"だったんだなと。
色の深みや光と影の描写、もちろんデジタルはとても綺麗に撮れます。綺麗だからこそあとで様々な加工も加えられます。

でも、うまく言えないのですが
デジタルは「見た目の再現」
フィルムは「記憶の再現」

という感覚でした。

いくらデジタルを加工して近づけることはできても、シャッターを切る時の気持ちも含めての仕上がりなので、これはフィルムにしかない美しさと楽しさだなと。

そこからどっぷりハマり、現在2ヶ月を過ぎて10本ほどフィルムを消費し、さらには2台目も購入してしまいました。

・CONTAX TVS
(28mm-56mmのズームレンズを搭載、チタンの外装がとても良いです)

画像5

ということで、はじめてのフィルムカメラのはなしでした。

中古でも状態の良いものはたくさんあるので、初期投資はデジタルよりも安く済むと思います。

なにより、とにかく楽しいです。
撮っててわくわく。現像までの待ち遠しさ。仕上がりを見た時の感動。

この楽しさがもっともっと多くの人に広がると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。

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