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2024年7月の記事一覧

庭のハーブでオキシメルを作ってみる。

私の日記のようなnote を読んでくださる方がいて、またハートのボタンを押してくださる方もいて、いつも感謝の気持ちと共に、とても嬉しく思っています。 ハートを押してくださると、メールでお知らせが届くのですが、どんな方が読んで下さっているのかなと思って、押してくださった方のnote を覗かせて頂きました。そしたらその方がとても興味深い物を作っていて、あ!これは私も作ってみたいと思いました。それはオキシミルという物なのですが、ハートを押してくださったお陰で知る事が出来たので、嬉し

「独特の匂い」のドクダミは『十薬』と呼ばれる日本の三大薬草の効用の多い薬草です。

 昨年(2023)ヤマユリが咲いたのは6/30でした。今年は初夏の日差しにいま少し…  現在、ドクダミの十字の真っ白の花びらが際立っています。  薬草コーディネーター資格取得(2023) ドクダミ茶とは? 日本の三大薬草の一つを日常に取り入れる。 #ドクダミで7000件。#ドクダミ茶は1000件。 note 6/30  気後れながらもドクダミ茶づくり。セシウム不検出。有機農家のオーガニックドクダミ使用です。 備忘録になります。詳細に記載します。  ゲンノショウコ、

寄生虫と毒だし - ヨモギとドクダミ- 私たちが当たり前にやってた解毒-自然で取れる解毒剤

現代の忙しい生活の中で、自然の力を利用した解毒法はますます注目を集めています。その中でも、ヨモギとドクダミは古くから親しまれてきた効果的な薬草です。この記事では、これらの植物の効能と活用方法について、最新の情報を交えながら詳しく解説します。 ヨモギの効能と活用法 ヨモギ(Artemisia indica)は、キク科の多年草で、血行促進や解毒作用に優れています。ヨモギには、ビタミンやミネラル、葉酸などの栄養素が豊富に含まれており、妊娠中の女性にも推奨されますが、過剰摂取

薬用ハーブの宝箱 マリア トレーベン著

マリア トレーベンの本について語る前に その姿がちょっと重なる東城百合子氏の本に触れたい。 「自然療法」表紙に書いてある通りである。こんな草が、こんな方法がと驚くようなことが広く網羅されており大変興味深い。 ハーブに興味があるなら 日本の自然に基づいた日本人著のこの本もぜひそばに置いておきたい。 時々読んでいる。食べ物や植物の薬効が記されていて、はて、本当に効果があるのだろうか。どんな裏付けがあってこの記述はあるのだろうか、などと思いを巡らしつつも自然療法を説き続けた氏の助

オキシメル作ってみた:蜂蜜×リンゴ酢×ハーブ

オキシメルとはなんぞ 東洋には漢方があるけど、こちらの気候に根差したハーブをもっと知りたい・ 先日ハーブの薬効や使い方をKindleをガサガサ探っていた時に おすすめにずらりと出てきたのがOxymelに関する本。 オキシって酸素かしらん。酸だけど酢のことでmelはハチミツ。 古代ギリシア以前から伝わるレシピで あのヒポクラテスも コレええで、と言ったエライものなのだ。 リンゴ酢と蜂蜜に1:1や3:1(現代になってからのレシピの割合は実に様々。蜂蜜がグッと少ないことが

微生物が発酵するちからで染める!江戸時代からつづく本物の藍染め

こんにちは。 先月末、徳島県の藍住町という町へ、藍染の勉強をしに行ってまいりました。 藍染には、いろいろな染め方がありますが、今回の研修先は天然灰汁発酵建て(てんねんあくはっこうだて)という、江戸時代からつづく技法を受け継いでいる工房でした。 ここでの藍建て(藍染の液をつくること)は、10日間かけて、藍甕の中を発酵させることで、物質を変化させ、青色に染まる状態までもっていくという流れです。材料のひとつに、藍の乾燥葉を100日間かけて発酵させた蒅(すくも)というものがあり

ポリネシア地域で嗜まれている”カヴァ”(Piper methysticum)の民俗的背景とその効能について

今回は、ポリネシア地域(フィジー、トンガ、ハワイ、サモアなど)で嗜好飲料として使用されている植物”カヴァ”について歴史的、民俗的背景を踏まえ、注目している点、効能についてまとめ筆者による考察などを記述していこうと思う。 ・カヴァの生態 カヴァ(Piper methysticum) コショウ科コショウ属の低木の一種 南太平洋のサンタクルーズ諸島、バヌアツが原産地とされ、ポリネシア地域に広く 分布している。 カヴァには抗不安作用、鎮静作用、抗ストレス、不眠改善、禁煙時の苛立