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ADと夫婦のちょっとした後日談


こちらの記事は、先日発表された「はたらいて笑顔になれた瞬間」コンテストで入賞に選んでいただき、その連絡をもらった時に勢いで書いたものです。
そのため、テンション高めで多少鬱陶しいと思いますが、こんな機会今後あるかわからないので、残しておこうと思います。

※応募した記事は最後にリンクしています。


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入賞しました!やったー!
選んで下さった方々ありがとうございます!

寝る前に入賞のメールを拝見したので、それから嬉しくて寝れなくなってしまい、結局こうして感想を書いてしまっています。

よく他のコンテストとかで
「自信なかったんですけど、まさか入賞できるなんて…」
とコメントしてる方とかがいらっしゃいましたが、その度「自信なかったいうても入賞しとるがな」とツッコんでいたのですが、いざ自分がなるとまさにそれで。
そして「これもひとえに選んで下さった方々の〜」っていうコメントが出てきてしまう。

それはさておいて。
「ADは、オンエアだけで終わらない。」は、AD時代のエピソードをそのまま書いたので、知り合いが見たら私だって分かるんじゃないかと思ってソワソワしてしまいます。そんな暇ない人たちばかりなのでそこまで心配はしてないですが。

このエピソードに出てきたご夫婦の素晴らしさが、私の拙い文章からは伝えきれていないかと思いますが、今思い返すと、ご夫婦と話した時間って電話を入れても、たった数分にしか満たないよなぁ、と。
それだけなのに、数年経ったいまも覚えているのって、やっぱりご夫婦にそれだけのインパクトと魅力があったからだと思います。

エピソード中には書ききれなかった、追加エピソードもあって、このコンテストが終わったら感想文と共に書こうと思っていたので、記念に。

・・・
-後日談-

インサート撮影がある先輩ADを残し、私たちはすぐに編集準備のため東京へ戻った。

そして2日後。先輩ADが帰ってきて、これあげる。と私に差し出したのは、箱に入ったペアマグカップ。

まるこ「え、なんですかこれ」
先輩「〇〇さんが『これあのお姉ちゃんにあげてー!』ってくれた」
まるの「えっ!?何故!?!」

嬉しい!より、何故!?と声に出していた。
先輩ADはご夫婦の写真を借りるため、もう一度自宅を訪ねたそうで、その時にこのペアマグカップを頂いたという。

まるこ「これを何故私に…。もらってもいいんでしょうか…」
先輩「いや、なんか引き出物でもらったけど、使わんからお姉ちゃんにあげてって」
まるこ「いや、使わんくても何故私に?!マグカップってなんぼあっても困らないやつでは!」
先輩「いや、知らんけど。せっかくやしもらっといたら?」

そのあとオンエア前の電話のやり取りで改めてお礼を言ったけど、その時も「引き出物でもらったけど使わんからよかったら使ってー!」と言われ、何故わたしに!という思いは消えなかったが、そこは素直にありがとうございます!大切にします!と言った。

そして使ってと言われたのに、なんだか使うのが勿体無くて、だからと言って使わないというのも失礼だし…と思い「よし!結婚したら使おう!」
…と思って、未だに日の目を浴びずにいる。

だが。このペアマグカップを見るたびに、ご夫婦は元気かな?と思い出す。だからあの時遠慮せずにもらってよかった。
この記事は見ていないだろうけど、この場を借りて改めてありがとうございました。大切にしています!

▲夫婦にもらったペアマグカップ
▲上から見たらハートになってる。


そしてこの度は目を通して頂き、そして入賞に選んで頂きありがとうございました。
コンテスト応募してよかった!
今回記事にした話はざっくり言うと、ADやっててよかったって話なんですが、ADの時のネタになりそうな話は実はまだまだある。

▼自分のメモ
・ADになりたくて初面接で衝撃受けた一言。
・初ADの仕事の初顔合わせでブチギレられた話。
・オンエア中にかかってくる視聴者からの電話対応の話
・ヤラセってあるの?
・本当にあった怖い話(ロケ交渉)
・このまま飛んでやろう(やめよう)と思った話
・ADやってて得した話

書きたくなったら書いて、コンテストも今後続けて挑戦したいと思います。今後もいろいろと頑張ります!


まるこ

▼「はたらいていて、笑顔になれた瞬間」の記事

▼発表後、冷静になって書いた記事


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