見出し画像

合わない靴ほど苦痛なものはない

最近、靴について悩んでいます。
と言うよりも、昔からずっと靴について悩んでいます。

パンプスが痛くて履けないのです。


これは、#KuToo にまつわる話ではなく、ファッションのひとつとしてパンプスを履きたい。なのに自分の足に合うものが見つからない。という悩みです。
(ちなみにデザイン関係は完全カジュアルの会社も多いので、職場でパンプスやヒールの着用を強要されたことはありません)



わたしは昔から母に「甲高幅広の足」と言われ、パンプスを買うときはいつも大きいものを選んでいました。
なのに、いつも靴擦れしたり、パカパカして歩きにくい…

シューフィッターさんに足を計測して頂いてわかった驚きの事実が、わたしは「甲低幅狭の足」でした。
そんな足で幅の広いパンプスを履けば、パカパカしたり、ズレて歩きづらく、靴擦れを起こすことは当然。

家族の言うこと(特に容姿)は、彼らがプロであったり第三者目線でものを見られない限り、あまりアテになりません。ぜひ、プロを頼りましょう。


また、世の中には甲が浅いパンプスが多く、これもパカパカの原因のひとつ。なるべく甲を覆う部分が多いか、ストラップが付いているとベターだそう。

更にいうとわたしのような甲低幅狭足は、ぺたんこではなく、ヒールを履くことで足に傾斜を作ると、パカパカが防止されるそう。

画像2


ワイズの種類が揃えられていない場合、一般的に売られているものは幅が広い(E〜3E)ことが多いようです。


更に、わたしは「ギリシャ型の足」でした。
日本人に多いのはエジプト型と言われる、親指が一番長いタイプ。わたしは親指より人差し指が長いタイプです。
そのため、ポインテッドトゥやアーモンドトゥの方が足型に合う。つま先に空洞部分が生まれる(捨て先)けど、それでOK、と言われました。

画像2


ですが、それらに則って、わたしの足に合う靴をシューフィッターさんに選んでいただいても、なお起こる問題。
今度は、よかれと思って選んだ「ヒールの高さ」でした。

足にカチッ!とフィットする、24Dの7センチヒールを購入して履いてみたものの、普段パンプスをあまり履かない、履いても3センチ程度のわたしには、まるで拷問器具のよう…ヒールが細いため、足の指の付け根からかかとに向かっての2、3センチのあたりのみで歩いているようなものなのです。

画像3


慣れれば問題ないのかもしれませんが、慣れるまでが問題しかありません。
(先日スタートした骨盤矯正エクササイズにも、高すぎるヒールは体が前のめりになり骨盤が前傾する元とありました)



また高いものを買ってこうなったら困るので、安いもので試そう!と懲りずぺたんこを買ったせいで、またパカパカ。
次は、と思い買った5センチ程度のピンヒールよりは太めのヒールのパンプスは、安定して歩きやすい!と思ったら、数時間履いていたらギリシャ型が禍して人差し指〜薬指がつま先にぶつかって痛い(それも、主に中指。なぜ??)
インソールも色んな種類を買って、タイツを履いたり薄手の靴下を履いたり、いまだに色々と試し続けていますが、とにかく足の痛みはストレス。

試着でしっかり履いてみても、ピッタリフィットするパンプスを履いてもダメなんて、もはやすべての靴をレンタルして1日1足ずつ試すしかないんでしょうか…


このストレスを少しでも減らすために、靴を選ぶ時に色やデザインだけでなく

①甲の高さと幅
②足の形
③甲の深さ(ストラップなどがあるか)
④つま先の形
⑤ヒールの高さ(形含む)

学んだこれらを総合して見ることが大事とつくづく実感しています。
足が痛いとストレスなだけでなく、爪が歪んだり外反母趾や謎の肩凝り・頭痛、腰や骨盤にも影響を及ぼし、歩き方や姿勢も美しくなくなります。
たかが靴、ではなく、されど靴。
自分の足に合う、苦痛でない靴を選ぶことは本当に大事。そして本当に難しい。

自分はこうやって合う靴を見つけた、という情報があれば、ぜひ教えていただきたいです。



しばらく、自分に合うパンプスを探す旅を続けます。




本や映画、美術館などの文化教育、またはサスティナブルな物作りをしているところで使わせていただきます。