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日記 vol.5 ゴッホとOL

皆さま本日もお疲れ様です。ミライさんです。

突然ですが、ゴッホのひまわり

ってご存知ですか?

ご存知ですよね...(笑)

ゴッホは他にも様々な名画を残しています。

星月夜や夜のカフェテラスなど。

彼を一言で紹介すると、






絵かくこと以外!!!!

何も出来ぬ!!!!!!

みたいな方です(笑)

弟が画商で絵を売ってもらってたらしく、そのお金で何とか生活をしていました。

画廊、教師、書店員、牧師...職を転々とし、受験なども上手くいかず、最後に画家を目指し画塾へ通います。


ここで出会ったゴーギャンと共に暮らすのですが、ある日の口論の末に...



精神的に極限状態となったのか...





耳を一部切りとるぅぅっ!!!!🔪👂🏻💥

という事件もあったそうです...
この事件に詳細な記録はなく、ゴッホ本人も錯乱状態であまり記憶になかったのだとか...





そして精神病院で療養。
療養中も少しづつ作品を手がけたそうです。



退院後に療養を続けつつも作品を手がけますが、最期はピストルで自らの命をたちます。





さて、ここで私の前職について...
そこでの上司はこんな言葉が口癖でした。

「向き、不向き、より前向き!」

前職はとある金融機関の営業なのですが、

営業という仕事が自分に向いているか向いていないかではなく、何でも前向きに取り組んでみると良い事があるよ!

ということでした。

私もピカピカの新社会人の頃は「なるほど、私も前向きに取り組んでいこう」と考えておりました。



そして、辛い経験は乗り越えつつ、幸いにも比較的優秀な社員ポジションに落ち着き、OL生活をして何となく数年が経ちました。

ぽつぽつと辞める&転職する同期がでてきました。


先輩にも前から辞める方がいらっしゃいましたが、その頃には成績の良い方も抜けていくというプチ転職ラッシュがあったのです。

その頃の私には何故周りの方が辞めていくのか分かりませんでした。

成績の良い先輩なんて特に、今辞めるのは勿体ないのになぁと思って見ていました。


そんなある日、実家に帰ることがあり母と久しぶりにカフェでゆっくり話しました。


母はその頃いじめ相談などのホットラインのボランティアを始め、様々な勉強会にも参加していました。



「お母さん流石!やっぱり行動力あるねー!」


「でも本当にやりたい事はね、シングルマザーを支援したり、親が仕事でいない時間に子ども達をあずかる様なボランティアがしたいんだよね。」



「ミライは働くとかお金稼ぐとかぬきで、本当にやり事は何かある?」






「私の本当にやりたい事か…。」








「トラウマがあって人生の身動きがとれない様な人とか、暴力や性被害で悩みが消えない人とかを助けたい...。」


無意識のうちにこう話していました。

この時、自分が今まで思考停止していたことに気が付きました。

(結果、転職しました)



向き不向きより前向きという言葉自体はそこまで悪くないとも思うのですが

前だけを向いて「他の選択肢」がある事をいつの間にか忘れていた気がします。





無理に前向きにならなくても良いし

やっぱり、誰にだって向き不向きはあるし

「出来る事」と「やりたい事」のバランスや兼ね合いを思考し続けて

それでこそ自分の納得できる立ち位置に行けるのではないか。




ゴッホは挫折を続け、少ない選択肢の中で絵を描くことを選んだかもしれません。

しかし、教師や書店員という職に落ち着いていれば数々の名画はなかった。

精神的に安定しない日々をおくったゴッホですが、出来る事とやりたい事の一致という点では羨ましく感じます。





前向きすぎも危険。

調子が良い時でも悪い時でも、思考を止めずにアンテナを高くして

「自分に出来る事」と「本当にやりたい事」のバランスを見定めたいものです…。

最終的には ゴッホと私の転職談 といった内容でした〜(笑)

今回も最後までお付き合い頂き有難うございます。

それでは、また♪

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