短編小説、想い出、第2話
人にはそれぞれ想い出がある
拓哉にももちろんある
出会ってきた人、別れてきた人
色々な点と点が線になる
たった一度の出会いもあった
濃く関わった人、薄かった人
薄くても薄いなりに覚えていたり
濃いはずなのに思い出せなかったり
人の記憶は曖昧だ
だけど、あの時、一緒にいた、話した
あの空間の中の出来事は
僕らが忘れていても
あの空間は覚えている
僕ら、たしかにあそこにいたんだ
たしかに一緒に生きてたんだよ。
第2話
さあ、第2話いかがでしたでしょうか。なんのあてもなく描き始めた文章、だけど不思議とあとで読み返すとやっぱり、僕の歌が残ってる。不思議と起承転結、気にしなくても私の歌になる。また来週、月曜日に会いましょう。
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