マガジンのカバー画像

サブカル大蔵経 日本編

749
運営しているクリエイター

#葬儀

サブカル大蔵経993『『浄土真宗本願寺派葬儀規範』解説』(本願寺出版社)

本願寺派僧侶の葬儀教本も読んでみました。ひとつひとつの儀礼やお経について、その意味や経緯…

永江雅邦
2年前
3

サブカル大蔵経992蒲池勢至『真宗と現代葬儀』(法蔵館)

真宗民俗学という貴重な研究。現場の儀礼への相対的な視点。失われたものから学ぶこと。教義や…

永江雅邦
2年前
3

サブカル大蔵経990北塔光昇『仏教・真宗と直葬』(自照社出版)

葬式の必要性や直葬問題に揺れた約10年前に発刊された本書。先日、オンラインでの研修会で著者…

永江雅邦
2年前
4

サブカル大蔵経988芳賀登『葬儀の歴史』(雄山閣)

日本仏教もともとは葬式仏教であったのではない。むしろ仏教本来の使命たる救済仏教であり、解…

永江雅邦
2年前
2

サブカル大蔵経987新谷尚紀『日本人の葬儀』(紀伊國屋書店)

その時直系の組員たちは竹中組長の遺骨を代わる代わるしゃぶって報復を誓った。p.61 山口組か…

永江雅邦
2年前
1

サブカル大蔵経986松尾剛次『葬式仏教の誕生』(平凡社新書)

仏教本来から逸脱した〈葬式仏教〉。 しかし、昔の日本の官僧は葬儀を忌避していて、葬儀とは…

永江雅邦
2年前
2

サブカル大蔵経985菊地章太『葬儀と日本人』(ちくま新書)

今日は葬儀でした。 火葬場から帰ってきた遺族が「ここは、塩ないんだね」と話す声が聞こえてきます。 葬儀にまつわる風習は迷信として切り捨てていいのか。その背景と歴史。 ブッダは出家者の葬儀への関与を是認しなかった。出家者は修行に専念すべきであって、冠婚葬祭などの俗事にわずらわされるいとまはない。それは在家信者にまかせるべきだと説いたのである。さりとて葬儀そのものを否定したわけではない。そのことは、先程のブッダの言葉に続いて遺体の葬法がこまごまと述べられていることからもわかる。

サブカル大蔵経769柳田国男『葬送習俗事典』(河出文庫)

教義よりも大事な言い伝え。 五来重さん以来途絶えていたが、最近少しづつ仏教民俗学の本が出…

永江雅邦
2年前
2

サブカル大蔵経606『世の中まるごとランキング』(日本経済新聞社)

こういう本を捨てる前に、書き残してあげたいと思ったのも、noteに書く理由です。 本書は、19…

永江雅邦
3年前
2

サブカル大蔵経470高橋繁行『お葬式の言葉と風習』(創元社)

私も葬儀に立ち会うようになり、四半世紀経ちました。変化したことも多いですが、葬儀の今の形…

永江雅邦
3年前
3

サブカル大蔵経403鵜飼秀徳『無葬社会』(日経BP)

『寺院消滅』の続編に当たる今作も幅広い取材対象。そのご苦労に敬意を表します。田舎も都会も…

永江雅邦
3年前
6

サブカル大蔵経395加地伸行『儒教とは何か』(中公新書)

 葬儀の現場。 導師がなぜさっさと先に退場してしまい、なぜ出棺に立ち会わないのか。その理…

永江雅邦
3年前
5