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グローバルリソースを活用し迅速なサービスインを実現 終活の課題に挑む新サービス開発

▼クライアント
株式会社ユニクエスト 様
https://www.uqo.jp/

▼業種
広告・情報通信サービスソフトウェア開発ソフトウェア(一般消費者向け)

▼サポート内容
終活支援サービス『タイムカプセル』の企画設計デザイン開発運用

▼DXの分類・目的
派生事業(既存市場×新規資産)新製品・サービスの開発

▼キーワード
アプリ開発UIデザインLINE活用チャットボット

「小さなお葬式」「てらくる」などの葬儀サービスを展開する「ユニクエスト」。「常にお客様のニーズを把握し、サービスを創造し、提供し続けること。」を基本理念に掲げ、斬新かつユニークなデジタルサービスを提供している。

モンスターラボは同社の終活支援サービス「タイムカプセル」の開発に企画段階から参画。デザイン、設計、開発、運用まで全行程を担当した。

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■課題

葬儀関連のサービスを展開するなかで、ユニクエストが課題と捉えていたのは「終活の重要性を浸透させること」。なかでも遺言書の作成は難しく、故人の遺言書が要件を満たしていないがゆえに遺族が悩むケースも多い。

そんな遺族の姿から着想を得たのが終活支援サービスだった。したがって、シニア層でも簡単かつわかりやすく遺言書を作成できるサービスづくりがミッションとなった。

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■ソリューション

当初はWebサイトでの展開が検討されていたが、ユーザーが手軽に利用できるよう、LINEを活用したサービスとして開発することに決定。

モンスターラボはLINEに関する知見を持つエンジニアをアサイン。LINE株式会社が公開する最新情報をキャッチアップしながら、技術面での検証を繰り返した。

遺言書は、家族・友人とやりとりするように、チャットボットとの会話形式で簡単に作成できる仕様に。ユーザビリティを考慮して質問数を精査するなどの工夫を施した。また、メインユーザーと想定されるシニア層でも使いやすいUIデザインを取り入れ、視認性を考慮したカラーリングを採用した。

ビジュアルには、遺言というセンシティブなテーマにおいてネガティブな印象を与えないよう、温かみ・親しみを感じられるアイコンを使用した。

技術面では遺言の読み手・書き手の紐付けがネックとなったが、MVPのスクラッチ開発とテストを繰り返し、機能要件を満たすまでブラッシュアップした。

また、ビジネスロードマップに合わせた素早いサービスインを実現するため、モンスターラボの海外拠点のリソースを活用。システム設計は日本拠点で行い、デザインはセブ拠点、開発・テストはベトナム拠点と、各国のリソースを適宜アサインしながら進めた。

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■結果

2020年3月のリリース後、およそ2ヵ月で累計ユーザー数は1万人を突破。一般的な遺言作成年齢よりも若い40代・50代の利用も見られ、遺言を作成する年齢幅・間口を広げることができた。

モンスターラボでは現在も、追加サービスの開発や保守・運用面でのサポートを続けている。

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(情報公開日:2020年6月17日)

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事例についての問い合わせ、DX(デジタルトランスフォーメーション)のご相談は以下からご連絡ください。

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