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退職宣言をして1年。お仕事を広げるために実践したことを振り返ってみる。

どうも、パラレルワーカーのみきてぃです。

現在、ライター業を中心にしつつ、フォトグラファー・音楽家・キャリア支援業務などなど、多くの仕事をかけ持ちして食べております。

長年勤めていた会社を辞めたのが、昨年5月のこと。

辞めてからはまだ1年も経っていませんが、「辞めます!!」と宣言した頃からちょうど1年くらい経過したことに気がつきました。

「これ以上会社に居続けるの、無理かも」と思い、次のアテもなく退職宣言をした昨年2月。

当時からパラレルワーカーとして、会社員以外にもお仕事をしてはいたものの、収入的な実態でいうと、8割くらいは会社のお給料に頼っておりました。

で、なんも決めずに、とりあえず辞めます宣言。

「バイトすればええんや!」と面接を受けた在宅Webライターのバイトに採用されて、約1年。

今でもアルバイトライターもやってはいるものの、フリーランスとして個人で取っているお仕事・収入の方が、圧倒的に大きくなりました。

いやあ、マジで、マッジでありがたい!!!!!

これはもう私の実力うんぬんより、運がよかった、周りの人が優しかったに尽きるのですが、1年前には想像もしていなかった景色が見えているな、と。

最近は、たま〜に「どうすればそんなに仕事に繋がるの?」チックなことを聞かれることもあります。

そこで、「私の実力うんぬんではない」とはいったものの、私なりにこの1年間気をつけてきたこと・意識してきたことを整理してみます。


そろそろ新年度だし、新しいスタートを切る人の参考になるといいな。

では、れっつらごー。

■今やっている・やってきたお仕事

とりあえず、私が今やってる・この1年でやったお仕事を棚卸ししてみます。
これ、色んなnote記事で定期的にやってるので「はいはい、もういいよ」って方は読み飛ばしてくださいませ。

●ライター
  ・SEO記事
  ・インタビュー、取材記事
  ・SNS投稿作成

●広報的なこと
  ・コミュニティ内外の連絡、情報のシェア
  ・コミュニティ月報の作成
  ・コミュニティSNSの運用サポート
  ・企業UGC施策の企画提案、サポート
  ・商品PRのアンバサダー

●フォトグラファー
  ・カップルフォトの撮影
  ・記事挿入写真の撮影
  ・企業SNS投稿用の撮影

●キャリア支援
  ・職業訓練校にて受講生のメンター

●音楽家
  ・子ども向けワークショップ出演
  ・地方小学校での芸術鑑賞会出演
  ・吹奏楽部レッスン

●その他ディレクション業務

いやあ、1年間、けっこう頑張ってきたと思います。

1年前の私が持っていたスキルって、音楽家としての経験と、ライターとしてSEO記事が書けて、ほんのちょっと取材ができるくらい。
あとは、写真がカメラ未経験の人よりはちょっと上手いですよ!程度でした。

ディレクションとかSNS・広報まわりはここ1年で初挑戦した業務です。

ご縁がご縁を繋いで多種多様なお仕事を経験させてもらっていますが、もちろん未経験でスタートした業務もわんさかあります。

ということで、今回の本題「お仕事を広げるために意識したこと」に触れていきましょう。


■お仕事を広げるために意識したこと

1.「会社辞めます/辞めました」をちゃんと宣言する

SNSをやっている人は自分のSNSで、やっていない人はお世話になっている人に向けて、ちゃんと「会社辞めます/辞めました」をちゃんと宣言しましょう!!!

私はTwitter・noteで辞めます宣言、そして退職日はいわゆる「退職エントリ」というものを書きました。

私の場合、会社員×複業フリーランス時代からSNSやイベントなどでフリーランサーとゆる〜く繋がっていたこともあり、「辞めます」と宣言してから個人の仕事の依頼がグッと増えました。

というのも、やっぱり会社員であるうちは、周りから「忙しそう」「仕事頼んでいいのかな?」と思われてしまいがちなんですよね。

こちらとしては、会社員やりながらでも個人のお仕事もバンバン受けるつもりだったのですが、頼む側からすると、どうしても遠慮してしまうのが実情のようで。

というわけで、退職が決まっている人は「辞めます!」「お仕事させてください!」をきちんと言った方がよいです。


2.頼まれた仕事は9割受ける

よほどリソースがパツパツでない限り、私はほとんどの仕事をふたつ返事で受けています。

未経験の仕事であっても、基本的にお断りはしていません。

実際、SNS運用とかディレクション業務とか、未経験だけどご依頼をもらったからはじめてみた、という仕事はたくさんあります。

たとえば、極端な話「プログラミング組んでくだせぇ!」とかいうマジの専門領域外の依頼が来ることがあれば、そりゃあ断りますけど、そんな依頼はほぼ100%来ませんからね。(笑)

私に依頼をくれるということは、私の過去の実績・作例や、普段の言動から「みきてぃならできそう!」と、少なからず思ってくれているというわけで。

経験の有無よりも、私に頼みたい理由がなにかしらあるんだろうな、と捉えています。

「やっとことないから、迷惑かけるかも」「未経験だから、断った方がいいかも」は謙虚な反面、ちょっともったいない考え方かな〜と思ってます。


3.向いているかどうかは、やってから考える

「頼まれた仕事は9割受ける」をやっていると、たしかに仕事の幅は広がるものの、「あ、これなんか違うわ」という分野にも遭遇します。

けど、向いているかどうかって、やってみてからじゃないと分からない。

明らかに興味が持てない分野ならまだしも、「向いていないと思うから」という理由でお仕事を遠ざけるのは、もったいない。

1回やってみて、本気で向いてないと感じたら「〇月までで終わりにしたい」「コレは向いてなかったけど、〇〇の部分では力になれるかも」と伝えれば、大きな問題に発展する心配はないと思っています。

食わず嫌いをせずに、勧められたら味見をしてみるのも大切ですよね。


4.しなくてもいいけど、やると助かる雑用を探す

フリーランスたるもの「言わなくてもやっておいてくれる人は重宝される」とよく聞きますが、具体的に何すればいい?って迷いますよね。私も迷いました。

だって、しっかり役割分担が決まっている部署の場合、守備範囲外のことをすると、下手したら怒られることだってあるし。

勝手にことを進めると、ただの報連相を怠るヤバいやつになります。そんなの怖いですよね。


じゃあ、どうすればいいのか。

この1年で私が培った感覚でいうと「スグやらなくても困らないけど、片付いていると助かること」を進んでやると喜んでもらえます。

たとえば……

・混沌状態になった書類の整備
・作業ステータス管理シートの作成
・MTG議事録を作る
・案は少し多めに出す

このへんって、あると便利ですけど、今スグなくてもめっちゃくちゃ困るわけではなく、「後回し」になっているケースが多いんですよね。

新人フリーランスって時間には余裕があるので、こんな感じの「重要度は高いけど優先度が低いタスク」をやっておくと、めちゃくちゃ喜んでもらえます。

既存のシートやデータは消さずに新しいシートを作れば迷惑はかからないし、私が作ったものが不要であれば使わなければいいだけなので、「余計なことしやがって!!!」というトラブルには及ばないかな、と。

私の場合「こんなの作ってみました〜!」をやって、怒られたことは1度もないです。


5.丁寧にやる!納期を守る!

もう基本中の基本なのですが、結局はコレなんですよね。

ちゃんと連絡をとる。丁寧に作業する。納期を守る。

ベテランの敏腕フリーランスなら、ちょっとくらい連絡怠っても、納期に遅れても、「この人の代わりはいないから」という理由でお仕事が続くこともあります。

でも、私はそんな特出した武器を持っていない。

つまり、私の代わりなんてたくさんいるんです。

ほかの人に取って変わられないよう、「当たり前のことをちゃんとやる」という精神は、ずっと大切にしていきたいものです。

■少しずつ「できる」を広げていこう

フリーランスって、一般的には「コレは負けない!」という武器を持っている人が多いので、私のようなタイプはちょっと珍しく、ひょっとしたらちょっと不利かもしれません。

そんな私は、今はまだ「使い勝手いい人」かもしれませんが、いつか「みきてぃの変わりはいない」と言ってもらえるよう、頑張っていきたい所存。

この春フリーランスデビューする人がもしこのnoteを見てくれていたら、少しでも参考になると嬉しいです。

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