今の悩みなんて、きっと来年には鼻くそくらいになってるよ。
みなさんには、悩みごとってありますか?
っていうか、そもそも普段から悩みがちなタイプか、あんまり気にしないタイプか、どっちですか??
ちなみに私はというと、超〜〜〜〜悩むタイプです。
なににそんなに悩んでいるのか自分でも分からないほど、悩みごとが尽きないタイプ。
「悩むのが趣味なんか???」と自分に問いただしたくなるほどに。
珍しく悩みがない瞬間がやってくると「これはなにか悪いことが起こる前触れでは……?」とか考えはじめます。末期。
けど、実は私は知っている。
大抵どんな悩みも、時間が経つと、けっこうどうでもよくなってるって。
今日は家での作業中、好きなアーティストがやっているYouTubeチャンネルの、お悩み相談会をラジオ代わりに聞いていました。
そのアーティストは視聴者のお悩みに真剣に回答しながらも
「今はそう思うかもしれないけど、絶対大丈夫!」
「私は30過ぎた頃から、考えごとはするけど、クヨクヨ悩まなくなった」
そんなことを、繰り返し言っていました。
なるほどなぁ、たしかにそうかもしれない。
ふと、新卒で入った会社を辞めたときのことを考えてみました。
せっかく手にした新卒カードを捨て、派遣社員として再スタートが決まったあの頃。
前の会社で上手くいかなかったことを気にして「きっとまた次の会社でも怒られる」「また続かなかったらどうしよう」と、すごく悩んでいました。
まあ、実際けっこう怒られたしトイレで1人泣いた日もあったけど、なんだかんだ4年半も勤めあげ、その会社を辞める頃には「また怒られる〜〜〜」と悩んでいたことなんて、半分くらい忘れていました。
思い返してみると、これまでにもそういうことってたくさんあって。
小学校に入学して、初めて出された国語の宿題。
ひらがなで50音を全部書くプリントを前に、「お母さんから習ってたから、幼稚園児のときから全部書けるもん!(渾身のドヤ顔)」「絶対間違えないもん!!(フラグでしかない)」と意気揚々とボールペンで取り組み、見事に1行書き間違えました。
当然母親には「なんで鉛筆で書かないんだ!!!!」と死ぬほど怒られ、担任の先生にもボールペンで宿題をした悪事を自己申告する羽目になり、ビビりな私は「絶対に怒られる、私の小学校生活オワタ」と絶望したのを、よく覚えています。
もちろん担任にも怒られたけど別に死にはしないし、それくらいのことで6年間の小学校生活が台無しになるなんてことはありませんでした。
でも、当時の私はものっすごく悩んだんです。
だから、今もこうして鮮明に覚えているわけで。
今となっては、全然笑い話だけどね。
自分の経験値が低いうちって、ちょっとした失敗とか勘違いとかを、すごく大袈裟に捉えてしまいがち。
「あ〜〜〜〜もう人生オワタ!詰んだ!!!」って思ったことなんて何万回もあるけど、実際全然詰んでないし終わってないからこそ、今日も元気に生きているのです。
そして経験が蓄積され、失敗がアップデートされるごとに、過去のしょーもない失敗や後悔なんて本当にどうでもよくなっていく。
多分今の私が宿題をボールペンで解いて怒られたとしても「やっちまったあ〜〜アハハ〜」としか思いません。
今日もグダグダ悩んでいることなんて、来年の自分からしたら鼻くそ程度だろうし、長い人生を終える頃にはきっと一瞬にも満たないほど些細なことになっているはずです。
年長者がいう「まだまだ若いんだから、大丈夫だよ」は、あながち間違いではないのかもしれないね。
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