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【読書記録】「好きなこと」×「SNS」で年収2000万になれた37の方法(著:プチプラのあや)

昨日Twitterにも書きましたが、こちら読み終えました。

著者のプチプラのあやさんのことは、名前はなんとなく聞いたことがあって、YouTuberをされていることは知っていました。

本屋さんでふと目に入って表紙の『派遣社員だった私が』のワードに勝手に親近感を抱いて手に取ったのです。
私ももともとは派遣社員だったし、今まさにSNSで音楽や写真の活動の発信を頑張っているところなので、自分にとって有益な情報や考え方が見つかるかも、と思ったんですよね。

ざっくりとした感想というかまとめ的なものはTwitterにも投稿しましたが、noteでは特に自分に刺さったポイントを掘り下げ、私の考えも交えながらまとめてみます。

■インフルエンサーは『芸能人型』と『情報特化型』の二種

一番衝撃を受けた内容がこれ。

簡単に言うと、その人そのものが人気があって『人』にファンがついているのが芸能人型、その人自身に興味があるというよりは、その人が発信する『情報』にファンがついているのが情報特化型。

ここ、意外と見落としがちなポイントだと思います。
インフルエンサーって聞くと、どうしても可愛くてオシャレでキラキラしている、芸能人型を想像してしまいませんか?
実は、インフルエンサーってそれだけではないらしいです。


私もまさにこれを勘違いしていた典型例で、2年前にYouTubeチャンネルを立ち上げた当初は、芸能人の真似事みたいなことをしていました……。

ええ、黒歴史です(笑)

誰も一般人の私のことなんか知らないし、興味もない。私がどこに旅行にいったとか、心底どうでもいい情報です。

思い返せば、そんな私のチャンネルが少しずつ伸び始めたのは、特定のジャンルに特化した情報を上げ始めてからでした。
自分が音大に通っていた時の経験談を語ったり、ちょっとマニアック?なカメラレンズ紹介の動画を出したあたりから少し様子が変わったんですよね。

無名の一般人からインフルエンサーを目指すのであれば、よほど容姿に自信があったり、ずば抜けたエンターテインメント性がある訳でもない限り、後者の『情報特化型』の方が合いそうです。

当書を通してここをきちんと明確に区別出来たことで、今後の活動において『自分はどのように発信すべきなのか』を冷静に判断出来そうです。
要は私は盛れた自撮りとかあげても仕方ないってことですね(笑)

有益な情報の発信と、人となりの分かる日常の発信とのバランスが、情報特化型の場合はキーになりそうです。

■お金にならないSNSから生まれる信用

ネットを活用して仕事をしていこうとすると、やっぱりSNSでの発信は必須。

でも、ブログやYouTubeならともかく、TwitterやInstagramなどのSNSは基本的には投稿そのものが収益を生み出すものではありません。
それでも『広告媒体』として活用していくことが大事だそうな。

たしかに、わざわざホームページまで見に行く人は少ないかもしれないけど、SNSなら誰でも気軽に見られますしね。
特にTwitterは、フォローしていなくても誰かのリツイートやいいね!がタイムラインに入って来ることがあるので、広告としての効果は高そうに感じました。

毎日コツコツ投稿し積み上げていくことで、読者側にも『この人は思いつきで発言しているわけではない』という信用を与えられそうです。

■思いついたらすぐにやる

何か魅せ方や発信の方法を思いついたらすぐに試すこと。
そして、それがダメだと思ったらすぐに他の方法や改善策を考えてトライアンドエラーを繰り返すことが重要。

これに関してはかなり共感出来る……というか、当書の内容で今の私が唯一実践出来ていることがこれかもしれません。

何か新しくやり始めて、上手くいかなかったりすると『ほれ見ろ!』とか『何の意味があったのか?』みたいに言われた経験が私も多々ありますが、『この方法では上手くいかない』と身を持って知ることこそ価値があります。

やってみないで頭で考えているだけでは、上手くいくかどうかすらも分からない。
それよりはまず行動してみて、『良くない』と気が付くことが出来ればすぐに別の方法を試せるし、結果的に時間のロスも少なくなりそうですよね。

■まとめ

全体を通してとても分かりやすく、書いてあることをリアルに想像出来るような内容でした。

ビジネス書は今まで何冊か読みましたが、具体的な方法は書かれておらず自分で答えを導きなさい!スタンスで『で、結局何から試せばいいの?』と思ってしまうことが多かったように思います。
当書は具体例をあげて説明しているところが多いので、その点においてはとても親切さを感じました。

そして何より、一般派遣社員からコツコツ積み上げてインフルエンサーになったという著者の背景が『私もやってみよう!』と思えるエネルギーになるし、努力の先に夢を掴んだ人の思考や意志を知ることはとても楽しいです。

これから色々と発信活動をしていくにあたって大事にしていきたいポイントがたくさん見つかったので、今後も時々読み返してみたいと思います。

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