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どの仕事も程よくつまらないからこそ、パラレルワーカーをやっているのだと思う。

どうも、パラレルワーカーのみきてぃです。

ライター・フォトグラファー・音楽家など複数の顔を持ち、最近はいっちょ前に(?)キャリア支援のお仕事なんかもやっております。

これだけたくさんの仕事をやっていると、よく聞かれるのが「どれが本業なの?」「どれか1番力を入れている仕事なの?」ということ。

質問ありがとう〜!

最近質問箱でいただいた中で「面白いな、答えてみようかな」と思ったのが、こちらの質問。

「どれが本業なの?」はよく聞かれるけど、「どれが1番楽しい?」と聞かれたのは初めてなような。

今やっている仕事は基本的に全部好きではあるので、「どれが1番楽しいか」は自分でも意識したことはなくて。
質問をもらってから数日ゆる〜くじんわ〜り考えてみました。

で、出た答えは

どれもほどよく楽しくて、ほどよく楽しくない

ということ。

執筆も写真も音楽のレッスン業もキャリア支援も、それぞれがまったく違う仕事。
なので「楽しい」の質と、それぞれ異なります。

ライターとして書いた文章が「みきてぃさんの表現好き!」と褒められればそれはとても嬉しいし、自分が撮影を担当した写真が色々なところで使われていたらそれもすごく嬉しい。

自分のアドバイスで生徒が上手く楽器を吹けるようになれば本望だし、私の助言でキャリアの選択肢を増やすきっかけになれば、それはもうとても幸せ。

とはいえ、やっぱり仕事は仕事なので。

「やだなあ」とか「やりたくないなあ」みたいな日もやっぱりあるんですよね。

全然筆が乗らなくて文章がまったく書けなかったり、書く準備段階の情報収集が上手くいかなくてイライラして「もうやめたい!やだ!」って日も、わりとな頻度であります。

写真を撮ったはいいけど、レタッチ(編集)が全然思いどおりにいかなくて、全部ボツにして投げ出したくなることも、ぶっちゃけしょっちゅうです。

音楽レッスンやキャリア支援でも、本質が上手く伝わらなくてもどかしかったりするし。

最近は演奏業はお休み気味ですが、しっかり演奏活動を頑張っていたころは、楽器を吹くのが楽しいと思える日なんてほとんどなくて「上手くいかない!無理!!!!」「楽器辞めようかな!」と思うことばかりでした。

どんなに「好き」と思ってはじめたことでも必ず壁はあるし、乗り越える楽しさもあるけど、上手くいかなくて「嫌だな」とか「なんかもう、つまんないな」って感じちゃうのって、珍しいことじゃないと思うんです。

なにより、ずっと同じ仕事してると飽きちゃうし。


でも、だからこそ、パラレルワーカーでよかった。


毎日毎日違う仕事をする生活だからこそ、全部の仕事を好きでい続けられています。

ライターである自分が嫌になっても、明日はカメラマンでいられる。
カメラマンである自分が好きじゃない日があっても、明日は講師でいられる。

そんなふうに、自分の心の凹凸を、それぞれの仕事が補い合ってくれています。

自分の100%を注ぎ込めるほど好きなことを見つけて、そこに向かって一直線になれる人もいるのかもしれないけれど、私はそういうタイプではなく。

色んなことに興味を持って、あらゆる方面から刺激を受けて、その全部が合わさって、私の「楽しい」が完成しているような感覚です。

ピースが1つ欠けてると完成しないパズルみたいな感じでしょうか。

とすると、やっぱり「これが1番楽しい!」と答えるのは難しいのですが、そんな私だからこそパラレルワーカーという生き方を選んでいるのかもしれません。

あんまり質問の答えにはなってはいないかもしれませんが、また自分の気がつかなかった一面に気がつかせてくれた質問者さんに感謝です!


質問箱で、ゆるっと質問を募集しております。音大卒からのライター・カメラマン・キャリア支援などをこなすパラレルワーカーな私に聞きたいことがあれば、ぜひご質問くださいませ!

NG事項は少なめです。
いただいた質問は、答えたい順でnoteに書きます。

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