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正しさだけが正義ではない世の中で生きていくには。
「 #書く習慣 」でお馴染みの"ゆぴ"さんこと、いしかわゆきさんのnoteを呼んで、共感の嵐でした。
もしや…と思い、同じ診断をやってみると、やっぱり。
私もおなじく、論理学者タイプでした。
論理学者タイプ…良心が欠落…
— みきてぃ(福島未貴)¦パラレルワーカー (@mkty_nyansuke) May 25, 2022
私、取り扱い注意人物やん😇😇笑 https://t.co/K3loo3EZBt
とはいっても私の場合別にIQも高くなければ頭も良くないのですが、それ以外はなんかもう当てはまることだらけ。
とにかく「論理破綻していること」「筋の通っていないこと」が大嫌いで、人が言っていることに矛盾や狡さを感じると「おかしくない?さっき言ってたことと合わなくない?」と、相手をこてんぱんに論破してしまうタイプです。
診断の結果にも「人の矛盾をつつくのはもはや趣味」みたいなことが書いてあって、さすがに笑いました(笑)
もともと口が達者なうえに正論を振りかざして人を追い詰めてしまうので、大学時代のサークル的なもののミーティング中には「みきてぃがいるとほかの人が何も言えなくなるから出ていってほしい」と言われてしまったこともありました…(苦笑)
音大時代にお世話になっていた、ちょっと…いや、だいぶ怖めの師匠にさえ「お前はしっかりしているし間違っていないけどちょっとキツすぎる」と言われたこともあります。もうどうしようもねえな。
人の相談に乗っても「大変だったね」と労いの言葉をかけるよりも先に「もっとこうすればいいんじゃない?」と解決策を提案してしまったり、仕事をするうえでの決めごとは感情論よりも事実や効率を重要視したがる気が強かったり。
でも、今までそんな自分を間違っているとか、悪いだなんて思ったことはありませんでした。
だって、基本的に間違ったことは言っていないはずだから。
そんな正論大好き思考で生きてきて、二十歳をむかえるころにはめでたく性格悪いキャラが確立されてしまったわけです。不名誉!!!
正論大好き思考に加え、効率重視思考の気もけっこうあります。
限られた時間はなるべく無駄にしたくない。
私は会社員×フリーランスのパラレルワーカーということもあり、一日の作業スケジュールを常に頭の中でなんとなく考えているし、たまに会社で暇な時間ができると、ほかの仕事の段取りとかを一人で脳内ミーティングしています。
でも最近、そんな私も、社会で生きていくには「正しさだけが正義ではない」ということに気がつき始めたんです。(遅い)
同居中の私の彼は、私とは正反対。
ケンカになると「私なんか間違ったこと言ってる?」と彼に正論で詰めてかかるのですが、「間違ってないけど嫌だ」「お前は本当に、正論しか言わない女だな」と反発する彼。
そのときは全く納得いっていなかったけど、冷静に考えてみると「なるほどな」と思うようになりました。
「正しさ」が、ときに人に不快感を与えることもあるのか。
無駄だと分かっていても回りくどいことをしたがったりとか、効率的じゃないと思いつつも感情にまかせてダラダラしたりとか、そういう一面を持っているのが人間というもの。
私だって効率重視、論理的という「傾向」が強いだけであって、まったく無駄がない完璧人間というわけではありません。
そんな人間のちょっとダメな部分をこんぱんにされると、そりゃあ嫌な気持ちになりますよね。
人格否定されたような、「お前ほんとダメ人間だな!」って言われているようで凹みます。
人間関係も仕事も、「正しさ」や「効率」の前に、「なんか嫌だわ」という気持ちが生まれてしまうと、人はどうしても動かない。
「正しい」ということは、世の中において必ずしも「正義」ではないのです。
社会生活における人との対話はディベートではなく、コミュニケーションだから。
相手の「感情論」をまずはしっかり受け止める努力をすること、「正しさ」を繰り出すタイミングは本当に今なのか?を見極めることが、論理学者タイプには必要ですね。
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