1日を豊かにする学習サイクルの作り方
こんにちは!リブセンスの小屋と申します。
アルバイト求人サイト「マッハバイト」のSEOを主に担当しています。
週1ペースで記事を書いています。
先週の記事はこちら!
第3回は「1日単位の学びの振り返りサイクル」についてです。
僕が入社してから1番大切だと感じたことは「1日の中でゴール設定と振り返りを密度高く行うこと」です。1日1日業務に向き合う中で起こったことから何を学んで次にどう活かすかは、長期的に広範囲で活躍するために大事かと思います。
というわけで今回は、僕が1日の振り返りに関して実際に行っていることを紹介します!
・なんか最近時間が過ぎるのが早い
・時間かかっている割に成果が出ない
・毎日同じことの繰り返しになっている
これらが思い当たる方には良い内容かもしれません。
結構固めかつ長めの内容になるので、概要だけ知りたい方は目次から「まとめ」に飛んでください!
なぜ1日単位の振り返りサイクルが大事なのか
これから紹介する1日単位の振り返りメソッドの有用性に関して。大事なポイントは3つです。
【1】最小単位の目標設定→振り返りを繰り返すこと
目標設定→振り返りのサイクルを例えば週単位でやるのも1つの手です。とはいえ、人の記憶は3日で大体忘れられるくらいに便利(本当に!)なので、起こった出来事をできるだけ学びに消化したいなら1日単位の振り返りが良いのではないかと感じます。
【2】回数を重ねることで目標設定の精度が上がる
いわゆる「目標設定能力」は大事なスキルであり、自分の天井を規定するスキルでもあります。目標設定能力に関して一定は場数、つまり普段からどれだけ目標設定→振り返りのサイクルを回しているかに依存する部分があると感じます。
【3】「できたこと」を毎日作る
業務あるあるとして「ずっと同じことしてる!このままで大丈夫かなあ」という漠然な不安があったりします。振り返りにおいては、「できなかった」ことの言語化とその解決方法を考えることも大事ですが、「できたこと」「できるようになったこと」を言葉にした上で自分を認めることはもっと大事かと思います。
これらの3つの理由から1日単位での目標設定→振り返りは有用だと感じます。ここからは実際の目標設定と振り返りのやり方について書いていきます。
業務前の目標設定
まずは、業務前の目標設定についてです。
僕がゴール設定の段階で意識していることはプランニングの3原則を守ることです。
プランニングの3原則
【1】必ず最初にプランニングに取り組む
【2】TO DOリストを見ない
【3】紙に書き出してみる
【1】必ず最初にプランニングに取り組む
これは、本当に大事なんです。メール等のチャットのチェックや情報収集等を行う前に1日のプランニングを行うことが1日の質を左右します。
朝の脳が活発な状態でできる限りの想像力を使って1日の終わりを描くのです。雑念のない状態で考える時間を確実に取る、という意味で大切ですね。
【2】TO DOリストを見ない
プランニングにありがちなのは、TO DOリストをスケジュールに落とし込むだけの状態。もちろん計画的に1日を作ることは大事なのですが、枠だけを埋めても枠の中身を定義することはできません。TO DOリストを見ずに「今の自分にとって最も大事な仕事って何だっけ?」「今日必ず達成したいことは何だっけ?」と自問自答することで、より内発的なゴール設定ができます。
【3】紙に書き出してみる
これに関しては向き不向きがありますし、主観多めの内容です。ゴール設定の際に「今日出すアウトプット」「そのために意識すること」「業務前後の差分(成長ともいえる)」を紙にガーーっと書き出してみる。この方法は会社の先輩にお勧めされた方法で今でも重宝しています。手を動かして紙に書き出すことで「自分ってこの観点では~~~~~」という気づきを得たり、具体的なイメージをできていない点が明確になったりします。もちろんTrelllo/notionなどのタスク管理ツールを活用することも良いですが、手を動かしながら考えることでより思考がクリアになる、と個人的には思います。
これらの3原則を守りながら、適切なゴール設定を行えば振り返りがよりしやすくなる!はずです。
ゴール設定の項目については、以下の3つの項目をベースにしています。
アウトプット : 今日何をしてどのようなアウトプットを出すか
意識すること : アウトプットを出すために何を意識して業務に取り組むか
成長 : 業務前後の差分
(各項目の詳細については後日追記したい)
業務後の振り返り
次に、業務後の振り返りについてです。
振り返りの段階では、振り返りの3原則を守ることを意識しています。
振り返りの3原則
【1】「起こったこと(事実)」と「どう感じたか(解釈)」を分別すること
【2】伸び代をベースに考える
【3】時間をかけ過ぎない
振り返りあるあるを元に3つの大切さについて書いていきます。
【1】「起こったこと」と「どう感じたか」を分別すること
振り返りあるある第1位は「事実と解釈の混同」です。振り返りはあくまで「起こったことをベースに自分の言葉に紡いでいく工程」なので、起こったことから何を得たか・気づいたかをゆっくり考えることが大切です。
【2】伸び代をベースに考える
振り返りあるある第2位は「課題ばっかり見ちゃうこと」です。ついつい「これもできなかった!」「あれもできてない!」となりがちです。振り返りにおいて、これから解決したい課題を言葉にすることももちろん大切とはいえ、1番は「自分の伸び代」を認識することだと思っています。1日1日できたことを言葉にすると確実に自信もつきますし、振り返りが楽しくなったりします。
【3】時間をかけ過ぎない
振り返りあるある第3位は「振り返りに時間をかけ過ぎてしまうこと」です。実際僕も最初は振り返りに1時間近くかかっていました。(言葉にすることが得意でないのもあったが長い・・・)
あまり時間をかけてしまうと、業務を圧迫するのと言葉にする工程に妥協が入りがちになります。要注意。
これらの3原則を守りながら振り返りを行うことで、今日1日の学びを客観視することができます。
振り返りの項目は以下の3つをベースにしています。
学び : 業務を通じて得たこと・気づいたこと
できたこと/できるようになったこと : 文字の通り
課題 : できなかったことの中のうち優先度高く解決したいこと
(各項目の詳細については後日追記したい)
まとめ (結論早く見たい人向け)
1日の中で学びのサイクルを回すためには、以下の2回のタイミングをより充実させることが大事です!
【1】業務前のプランニング
【2】業務後の振り返り
【1】業務前のプランニング
以下の3つを設定します。
アウトプット : 今日何をしてどのようなアウトプットを出すか
意識すること : アウトプットを出すために何を意識して業務に取り組むか
成長 : 業務前後の差分
プランニングの過程では、以下の3原則を意識すると良いです。
プランニングの3原則
【1】必ず最初にプランニングに取り組む
【2】TO DOリストを見ない
【3】紙に書き出してみる
【2】業務後の振り返り
まず、設定したゴールを達成できたかどうかを振り返ります。振り返りの過程で以下の3点を特に意識すると良いでしょう。
学び : 業務を通じて得たこと
できたこと/できるようになったこと : 文字の通り
課題 : できなかったことの中のうち、優先度高く解決したいこと
振り返りの過程では、以下の3原則を意識するとより良いです。
振り返りの3原則
【1】「起こったこと(事実)」と「どう感じたか(解釈)」を分別すること
【2】伸び代をベースに考える
【3】時間をかけ過ぎない
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございます!今回は主観多めの内容なので、エッセンスとして使えそうな箇所を応用していただくのが良い気がします!(「現状をどうにかしたい!」という方は最初はこの記事の内容を丸パクリでも良いかもしれません)
少しでもためになったら「スキ」押してくれると嬉しいです!
リブセンス若手社員のnoteマガジンはこちらよりどうぞ!
今日の記事に近い内容を話している記事はこちら!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?